韓国外務省によると、羅氏はオコンジョ=イウェアラ事務総長とウクライナ事態による食糧やエネルギー危機、全世界的なサプライチェーン危機に対するWTOの役割と韓国との協力方案について議論したという。
羅氏は続いて、世界ワクチン免疫連合(GAVI)のセス・バークレー事務局長と、新型コロナウイルス感染症の対応や終息のために、韓国とGAVI間の協力について意見交換した。
また、北朝鮮内の新型コロナによる感染状況について懸念を示し、状況克服のために、国際社会で共同対応が必要なことを説明した。
一方、羅氏は23日に、WEF年次総会「先導グループ連合(FMC)指導者の会」のセッションにも参加した。
米気候変動問題担当大統領特使のジョン・フォーブズ・ケリー氏と、世界経済フォーラム(WEF)のボルゲ・ブレンデ総裁の共同主宰によるFMCセッションで、羅氏は気候変動対応のための緑色技術がグローバル公共財だという尹大統領の考えを共有し、FMC参加を積極的に検討するという立場を明らかにした。
また、羅氏は米大手資産運用会社「ブラックロック」のドニロン投資研究所代表に会って、尹大統領の経済政策を説明し、ブラックロック側の積極的な投資も求めたと。ブラックロック側は今後の可能性を見ながら、投資の50%以上を投資すると明らかにし、韓国への投資を増やす可能性について検討すると述べたという。
続いてゲイツ財団のビル・ゲイツ理事長が設立した「ブレイクスルー・エナジー」のバーンスタイン副社長に会い、次世代原発とグリーン技術の大衆化のために、韓国企業との協力を要請した。
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