中国の王毅 国務委員兼外相は「中国の台頭が人類への脅威とはなり得ない」として、アントニー・ブリンケン米国務長官の最近の対中けん制演説に反発した。

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29日、中国外務省のホームページによると、南太平洋島しょ国を巡訪している王毅外相は前日、記者たちに対しブリンケン長官の演説について「14億がともに現代化に向かって進むことは、人類の巨大な進歩であり世界への脅威と挑戦ではない」と語った。

つづけて「我々は、中国が米国の憶測の中にあるそのような中国ではないということを米国側に知らせなければならない」とし「中国の発展・振興には、明確な歴史論理と巨大な内生動力がある」と主張した。

王毅外相は「我々は決して恐喝と脅迫に退くことなく、中国の主権・安保と発展利益を確固として守り抜く」と強調した。

つづけて「どのような弾圧と抑制であれ、それは中国人民を一層団結させるだけだ」とし「中国人はそのような気概と覇気をもっている」と語った。

また「中米(米中)関係は米国の設計したゼロサムゲームではないということを、米国側に知らせなければならない」とし「国家間では公平な競争が可能で、中米関係においても競争はあり得るが悪性的な競争になってはならない」と説明した。

ブリンケン長官は去る26日(現地時間)、ジョージワシントン大学で約45分間行なわれた対中戦略の演説で、中国に対し「国際秩序における最も深刻な長期的挑戦だ」と表現した。

また「中国は、自分たちの成功を可能にした法と合意・原則・機構を強化するために力を使うよりも、これを害している」とし「習近平中国国家主席の下で中国共産党は、中国内で一層抑圧的になり海外で一層攻撃的になった」と批判した。

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