大統領執務室写真論議に「キム夫人のカメラで職員が撮影」=韓国(画像提供:wowkorea)
大統領執務室写真論議に「キム夫人のカメラで職員が撮影」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領とキム・ゴンヒ(金建希)夫人が先週末、ソウル市ヨンサン(龍山)大統領庁舎執務室で撮影された写真が、キム夫人の個人ファンクラブを通じて公開されたことと関連し、大統領室側はキム夫人のカメラで大統領室職員が撮影したと明らかにした。

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大統領室の関係者は30日、龍山大統領室庁舎で取材陣に対し「キム夫人のカメラだった」としながら、撮影したのは大統領室職員だと説明した。キム夫人が自身のカメラを周辺にいた職員に渡して撮影をお願いしたようだ。

これに先立ち29日、キム夫人のファンクラブである「ゴンヒサラン(愛)」側はFacebookに、ユン大統領夫婦が龍山大統領室執務室でペットと一緒に時間を過ごす姿の写真を掲載した。これを受けて、保安区域である大統領室境内を背景に撮影した写真が、公式窓口ではなく個人ファンクラブに公開されたという点で議論が起きた。

大統領室関係者は、最初の取材陣に「大統領室の職員ではない」としたが、再び訂正したため、さらに疑惑を煽った。該当関係者は「写真を撮った人がカメラの持ち主であると考えた」とし「誤解が生じていたら申し訳ない」と述べた。該当写真がファンクラブに渡った経路を尋ねる質問には「キム夫人のようだ」と回答した。

公式窓口である報道室ではなく、個人ファンクラブを通じた写真公開が、セキュリティ問題など適切ではないという指摘に、大統領室側は「境内で撮った写真は必ず報道室を通じて発信できるようにする」としながら、再発防止を約束した。

一方これについて、タレントのキム・オジュン氏は、この日TBSラジオを通じて「大統領夫人ごっこもほどほどにしよう」とし「大統領執務室に夫人が遊びに行って写真撮るのは公私の区分ができていない。写真がファンクラブを通じて公開されているのは、大統領秘書室の機能が、機能していないとことだ。このままだと事故を起こすだろう」と一蹴した。

これに対し、キム夫人のファンクラブを運営中のカン・シンオプ弁護士は自身のFacebookに「大統領夫人が、大統領の勤める執務室に、それも休日に訪れることが、何が問題であり、それがどう“大統領夫人ごっこ”か」とし「休日に大統領夫人が私的活動をしたのが、ファンクラブを通じて公開されてはならない理由は何か」と反論した。

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