ドラマ「美男堂の事件手帳」、初放送前からスタッフの不法解雇騒動…制作会社は積極的に釈明(画像提供:wowkorea)
ドラマ「美男堂の事件手帳」、初放送前からスタッフの不法解雇騒動…制作会社は積極的に釈明(画像提供:wowkorea)
初放送を控えているKBS 2TV新ドラマ「美男堂の事件手帳」で、スタッフの不法解雇騒動が起こっている。制作社側は積極的な釈明を行い、騒動収束に出た。

ソ・イングク の最新ニュースまとめ

7日、「美男堂の事件手帳」の技術チームスタッフA氏はソウル・ヨイド(汝矣島)のKBS本館前で希望連帯労働組合の放送スタッフ支部と一緒に記者会見を行った。

希望連帯労働組合によると、制作社ピープルストーリーカンパニーは撮影・照明・録音などのスタッフ10数人を解雇した。先月31日に「労使協約書が受け入れられない」とし、「再契約を拒否する」と明らかにした状態だ。ドラマ「美男堂の事件手帳」は今月初週の撮影をキャンセルし、代わりとなる人を探している。

A氏はまた、「撮影現場では労働基準法順守を要求したという理由で5月31日付で解雇された。『美男堂の事件手帳』は、スタッフたちを搾取し撮影したドラマ」だとし、「制作会社は休憩・食事の時間も保証せず、労働基準法も違反し撮影を続けてきた」と主張した。

またA氏は、「制作会社と交わした契約書上では『業務時間終了後8時間の休憩を保証する』という条項がある。撮影終了後の片づけや撮影現場から家までの移動時間を含まない。午前0時に撮影を終えても、片づけして家に帰ると午前2時を越える」と話した。

これと関連し、制作会社はすぐに反論に出た。制作会社側は「スタッフとの合意のもとで業務委託契約を締結し、契約書の内容通り、週52時間の労働時間を守って撮影をおこなった」とA氏の主張に反論した。

「契約当時は5月末に撮影終了予定で契約期間を5月末までと決めたが、新型コロナウイルスなどの問題によってやむを得ず、1か月ほど撮影期間を延長しなければならない状況が発生した」と説明した。

続けて、「これにともない、契約書に明示された契約期間延長に対する合意条項にしたがってスタッフと打ち合わせをおこない、大部分のスタッフは既存の契約内容と同一条件で契約期間延長に合意したが、一部のスタッフが新しい条件を要求して再契約に同意しなかった」とし、「一部の主張のように、“制作会社”から一方的に契約解約、すなわち解雇を通知したことはなく、契約書の内容にしたがって契約終了になった」と釈明した。

「美男堂の事件手帳」は前職プロファイラーであり、男巫になったドタバタミステリーコミック捜査劇であり、俳優ソ・イングク、オ・ヨンソ、クァク・シヤン、カン・ミナなどが出演し、期待を集めている作品だ。特に男巫のキャラクターを見せるソ・イングクの演技に対する期待が大きい。

来たる27日に初放送を控え、スタッフ不法解雇騒動という否定的なイシューで注目されているドラマ「美男堂の事件手帳」側は、どのような方法でこの騒動を終息させるのか多くの視聴者が見守っている。
Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 71