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同社は今回の事業を通じて、炭素排出ゼロの実現が可能な出力300キロワット(KW)、排気量11リットルクラスの水素エンジンと水素タンクシステムを開発する予定だ。
2024年までに、トラックや大型バスといった商用車や、掘削機などの建設機械に水素エンジンを搭載。検証を経て、2025年の本格的な量産開始を目指す。
同社の関係者は「水素エンジンは高エネルギー密度ではあるが高価で、また劣悪な使用環境下での耐久性確保など技術的な成熟度が求められるという短所があった。このため乗用車よりも、建設機械や中・大型商用車に適したエンジンシステムとして挙げられている」と説明した。
1885年に韓国で初めて独自のディーゼルエンジンを開発した現代斗山インフラコアはこれまで、建設用重機や発電機、船舶用エンジンなどを生産し技術力をつけてきた。これを基に水素エンジンを開発し、関連の市場に先駆ける計画だ。
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