前日午後遅くに中国から帰国したキム・ヨナは、夕食を終え就寝すると、すぐに明け方には起き出し、22日からモスクワで開かれるシニアグランプリ大会に向けたトレーニングを開始した。今シーズン初めてグランプリシリーズで優勝したキム・ヨナの目標は、2シーズン連続でグランプリファイナルで優勝すること。グランプリファイナルは6つのグランプリシリーズのうち、成績が優れている上位6人の選手だけが出場できる大会で、今年はイタリア・トリノで来月13日から開催される。グランプリ第3戦の中国杯で優勝を収め、ファイナル出場が射程圏内に入ってはいるが、さらに演技力をつけるために寸暇を惜しんでトレーニングに励んでいる。
キム・ヨナ の最新ニュースまとめ
キム・ヨナは19日の出国を控え、1週間の国内トレーニングの成果を高めるために、まずは時間との戦いに焦点を当てている。そのため、宿所を家ではなく、トレーニング場に近い蚕室ロッテホテルとしている。
13日も早朝から歩いてリンクに移動し、2時間余りにわたって効果的なトレーニングを行った。初日のトレーニングではショートプログラムとフリースケーティングで使うジャンプとスピン、ステップなどを合わせ、その後は「こうもり序曲」と「ミス・サイゴン」の音楽に合わせた演技を行った。
キム・ヨナは1日1回のトレーニングでは不足だとの判断から、15日までは毎日2回ずつ練習に励むことにし、午後は泰陵室内リンクに移動してトレーニングを続けるつもりだ。
マネージメント会社は「トレーニング以外の時間を減らし、リンクの氷の質も考慮してロッテワールドをトレーニング場に選んだ。一切の外部活動をせずトレーニングに集中する計画だ」と説明している。
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