「有害物質」で謝罪…スターバックスコリア、静かな23周年(画像提供:wowkorea)
「有害物質」で謝罪…スターバックスコリア、静かな23周年(画像提供:wowkorea)
スターバックスコリアの23回目の誕生日は「有害物質検出」問題により静かに迎えられた。

ピョル の最新ニュースまとめ

29日スターバックスコリアによると、スターバックスコリアは1999年7月27日にソウルのソデムン(西大門)区にあるイファ(梨花)女子大学前に国内で初めてとなる「梨大店」をオープンした。23年もの間、単一コーヒーブランドでは国内最大規模に成長した。店舗は1674店舗(ことし第1四半期基準)に増え、昨年の売上は1兆9284億ウォン(約1995億円)、営業利益は1644億ウォン(約170億円)に達した。

スターバックスの成長背景としては、直営店へのこだわり、飲食(F&B)事業の多角化、グッズ販売などが挙げられる。その中でもグッズは常連客を確保し、ブランドのすそ野を広げる起爆剤の役割を果たした。

しかし成長を助けてきたグッズがむしろことしは足を引っ張った。スターバックスコリアはきのう、顧客への景品「サマーキャリーバッグ」から発がん性物質であるホルムアルデヒドが検出されたと公式確認した。ホルムアルデヒドはにおいが強く毒性を持ち、世界保健機関(WHO)が1群発がん物質に分類した物質だ。

スターバックスはこの製品を贈呈するのに先立ち安全性検査をおろそかにした点と、これを認識しながらも贈呈したことをそれぞれ認めた。すでにサマーキャリーバッグを受け取った顧客は新しいグッズに交換することができる。交換を望まない場合には、3万ウォン(約3100円)相当のスターバックスのリワードカードかギフトカードが提供される。これとは別に来月31日まではサマーキャリーバッグを無料飲料クーポン3枚と交換できる。

スターバックスは毎年この時期には積極的にマーケティングを展開してきた。昨年の22周年は世界で初めてスターバックスの自国語の愛称をネーミングした「ピョルタバン・ブランド」を発売した。21周年には傘が発売され人気を集めた。ことしはこうしたマーケティングは展開されていない状況だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85