平壌市衛生防疫所で検査を受ける住民(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
平壌市衛生防疫所で検査を受ける住民(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、30日午後6時までの24時間に新型コロナウイルスの感染者とみられる新たな発熱者は確認されなかったと報じた。 新たな発熱者がゼロだったと主張するのは前日に続いて2日連続。同通信は前日、新型コロナの発生を公表した5月12日以降初めて新たな発熱者がいなかったと主張していた。 同通信は、4月末からの発熱者の累計が477万2813人で、このうち約477万2563人が完治し、176人が治療を受けていると伝えた。 新たな死者や死者の累計、致死率などは明らかにしなかった。最後に公開した今月5日の統計では死者の累計は74人、致死率は0.002%となっている。ただ、他国に比べ致死率が極めて低く、統計の信ぴょう性を疑う指摘もある。 同通信は「完全な安定局面」に入ったと評価。「悪性伝染病(新型コロナ)と普通の風邪を見分けるための技術的対策が講じられている」として、新型コロナ検査の正確性を高めるための研究も進められていると強調した。
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