BTS(ビッグヒットミュージック提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)を擁する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)が3日発表した2022年4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比215.3%増の883億ウォン(約89億5300万円)だった。 売上高は前年同期比83.8%増の5122億ウォン、純利益は同359.3%増の930億ウォンだった。 HYBEによると、売上高と営業利益のいずれも四半期ベースで過去最高を記録した。 分野別の売上高は、アルバム部門が2109億ウォンで前期比226.2%増加した。前年同期比では97.1%増となった。HYBE LABELS(ハイブレーベルズ)所属アーティストの4~6月期のアルバム販売枚数は853万枚だった。 公演部門の売上高は850億ウォンを記録し、前期比38.6%増加した。BTSの米ラスベガスでのコンサートとSEVENTEEN(セブンティーン)のソウルでのコンサートが売り上げをけん引した。BTSが4月にラスベガスで開催した公演には、ライブ配信の視聴者も合わせて62万人以上が参加した。 HYBEは「今回の業績は、BTSに続きマルチレーベル体制の下で成長したSEVENTEENやTOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイプン)がトップクラスのアーティストとして浮上した結果だ」と説明した。 また、HYBEはBTSの今後の活動についても言及した。イ・ギョンジュン最高財務責任者(CFO)は、業績発表直後に行ったカンファレンスコール(電話会議)で「(メンバーの兵役のための)軍入隊の時期や方法については決まっていない」と明らかにした。また、ソロ活動としてはアルバムの発売などが計画されており、グループでは10月に釜山でコンサートを開催するとして、それ以外の活動については入隊時期や方法が決まり次第発表すると述べた。 朴智援(パク・ジウォン)最高経営責任者(CEO)は「HYBEはマルチレーベル体制を拡大し、2023年にも新たなアーティストを輩出する努力を続ける予定だ」としながら、「米国でも現地製作の新人アイドルをデビューさせるプロジェクトが進んでおり、現地化によってグローバル事業を展開する戦略を高度化させる予定だ」と説明した。
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