中国、漁民の魚まで「コロナ検査」…「ゼロコロナ」政策を固守

中国は、新型コロナウイルスによる感染者を一人も出さないという「ゼロコロナ」政策を固守している中、最近は漁民が獲った魚にまで「新型コロナ検査」を実施している。

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18日、米ブルームバーグ通信によると、中国福建省の廈門（あもい）市当局は毎日漁民だけでなく、彼らの撮った魚まで新型コロナの検査を行なっている。

廈門市の集美（しゅうび）区は先月末「外国の漁民たちとの不法な取引が、新型コロナウイルスを流入させるおそれがある」という理由で、先のような措置を下したと発表した。

しかしこのような措置は、SNSであざけりの対象となっている。

一部のネットユーザーは、中国当局が魚の口に綿棒を入れて検査する動画を共有し「魚も中国のゼロコロナ政策は避けることができない」「検査が蚊にまで拡大するかもしれない」とあざけった。