「韓国渓谷殺人」イ・ウンヘ被告、「金目当て」認める…「夫に酒を飲ませてモーテル奇襲」=韓国(画像提供:wowkorea)
「韓国渓谷殺人」イ・ウンヘ被告、「金目当て」認める…「夫に酒を飲ませてモーテル奇襲」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国「渓谷殺人」の被疑者イ・ウンヘ被告(31)が夫だった被害者ユン某氏(死亡当時39歳)から慰謝料を受け取るための計画を立てていた事実が把握された。

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 18日、インチョン(仁川)地裁は殺人および殺人未遂、保険詐欺防止特別法違反未遂容疑などで拘束起訴されたイ被告とチョ・ヒョンス被告の8回目の公判を開いた。

 この日裁判に証人として出席したA氏はイ被告と2016年8月から2019年7月まで交際した元恋人で、「渓谷殺人事件」が発生した2019年6月30日もイ被告と同居中だった。

 A氏は2019年5月ごろ、イ被告から「ユン氏との関係を整理したいが整理ができない。ユン氏から“慰謝料”を受け取ろうとしているが、これをチョ・ヒョンスが助けている」という話を聞いた。

 彼は「イ・ウンヘはユン氏が自分の知人と酒を飲むようにして、モーテルに2人を一緒に寝かせた後、襲う計画を立てた」とし「ユン氏と別れて慰謝料まで受け取ろうとしたもの」と説明した。

 A氏の供述に口を開いたイ被告は「ユン氏と別れて慰謝料を受け取るためにA氏が話した計画を立てたのは事実」とし、裁判過程で初めて自分の行動に対して認める姿を見せた。

 一方、イ被告とチョ被告は2019年6月、カピョン(加平)郡のある渓谷で泳げないユン氏を基礎装備なしでダイビングするよう強要した後、彼の救助要請を黙殺し殺害した疑い(殺人)などをもたれている。検察は彼らがユン氏の生命保険金8億ウォン(約8000万円)を狙って犯行に及んだと見ている。

 昨年12月14日から4月16日まで逃亡生活をした2人は同月19日、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市のあるオフィステルで警察に検挙された。

 なお、イ被告とチョ被告の次の公判は同日(19日)午後2時に同じ法廷で開かれる予定だ。

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