福島第1原発を訪れた正義党の議員ら(同党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
福島第1原発を訪れた正義党の議員ら(同党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【東京聯合ニュース】東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に反対する韓国の革新系野党「正義党」の国会議員らが23日、同原発を訪れ、計画に反対する立場を東電側に伝えた。 議員らは汚染水の保管用タンクや汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)などを視察した。同党の「福島汚染水阻止TF」団長を務める姜恩美(カン・ウンミ)議員は「東京電力に陸上での長期保管などの代案をつくり、海洋投棄計画を撤回するよう促す」と述べた。 姜氏はまた、同党の裵晋教(ペ・ジンギョ)院内代表、李恩周(イ・ウンジュ)院内首席副代表と共に福島第1原発周辺で開かれた反対集会にも出席した。集会には脱原発を訴える日本の市民団体の関係者ら約50人が参加した。 同党議員らは22日には東京電力本社前で海洋放出計画の撤回を促す抗議デモを行った。また、日本の超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」関係者と面会し、海洋放出を阻止するための国際的なネットワークの設立について話し合った。 22日に訪日した議員らは24日に韓国に帰国する。
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