カン・ギヨン の最新ニュースまとめ
今月18日に好評の中で放送を終了した本作は、天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を同時に持つ新人弁護士ウ・ヨンウが様々な事件を解決しながら成長していくヒューマン法定ドラマ。カン・ギヨンは劇中、ローファーム「ハンバダ」の弁護士チョン・ミョンソクを熱演し、強烈な印象を残した。特にスイート、セクシー、知性、コミカルさを兼ね備えた多彩な魅力をうまく表現し、視聴者から愛された。
カン・ギヨンは、アドリブに対する視聴者の反応に驚いたが、一番記憶に残るのは「一言に負けない」を挙げた。これはセリフとの間に空白を埋めなければならないというカン・ギヨンの強迫観念が作り出した名シーンだった。カン・ギヨンは「ヨンウが言いたいことを言って出ていくまでの一瞬の時間が空くんですが、ぞんざいに使いたくなかったんです。状況に合うアドリブをしようと思いました。運と脈絡が良かったからか、反応は良かったです」と説明した。
またスイートな笑顔を作るのは難しくて大変だったという。「私の領域ではないと思いました」と吐露。続けて「これまでの配役は感情を温かく表現することや、BGMがかかるような感情的なセリフなどはなかったんです。今回の作品を通じて演技にもう少し本気で臨むようになりました」と伝えた。
カン・ギヨンは、チョン・ミョンソクを演じるために体づくりを始めた。難しいセリフも楽に吐き出せるように試みたのだ。「体を柔軟な“楽器”にするために背中の筋肉を付けるなどいろんなことを試したんですが、長いセリフの時は確かに楽になりました」と明かした。
本作は、演出、台本、出演者の演技が輝くドラマだと好評を得ている。そのくらいに毎回のエピソードが楽しく、感動を与えるものだった。カン・ギヨンは特に「笛を吹く男」と「ファンジ寺」のエピソードが思い出に残っているという。「笛を吹く男」では、俳優ク・ギョファン演じるパン・グポンの子ども解放運動に没入した。「『遊ぼう』と叫ぶ子供たちの声の響きが今まで感じられなかった明るい声だったんです。子役たちが本当に大切に見えましたね」と語った。
また「ファンジ寺」はチョン・ミョンソクが弁護士として輝いた回でもあった。「劇中、事件の解決はヨンウが主にして、ミョソクは弁護士として活躍する姿はほとんどありませんでした。そういう面においてこのエピソードはミョンソクがシニア弁護士として活躍できる姿が表れていてよかったと思います」と説明した。
本作の最後まで気に入っているというカン・ギヨンは「ミョンソクというキャラクターが良かったのは、ヨンウに良い影響を及ぼしたという点です。この役を立派に演じきれて感謝しています」と感謝の気持ちを伝えた。
さらに「ハンバダ」の仲間たちについて「本当に面白い。息がぴったりで、休む暇もなく騒いでいました」と話し始めた。
“春の日の日差し” チェ・スヨン役の女優ハ・ユンギョンについて「ハ・ユンギヨンと呼んでいました。女カン・ギヨンという意味なんですけど、それくらいにすごく面白い人」と説明。主人公ウ・ヨンウに憎らしいことをして恨みを買ったクォン・ミヌ役の俳優チュ・ジョンヒョクについては「ドラマでは“権(クォン)謀術数”と呼ばれていましたが、実際にはすごくもろいんです。特に独立映画から地道に上がってきた人だという点が、自分と似ていて愛情が沸きました」と語った。
“国民的寂しい男”となったイ・ジュノ役の俳優カン・テオは“天然さ”が致命的な魅力だと暴露。「カン・テオは天然さが保護本能を刺激する人。なかなか会えなくてやっと会えると人見知りをしたりもする」と明かした。
主人公ウ・ヨンウを完ぺきに演じてシンドロームまで巻き起こした女優パク・ウンビンには惜しみない称賛を送った。「俳優のチョ・ジョンソクさんがすごく好きなんですが、現場を幸せにする力があって、演技も面白くするからなんです。そういうエネルギーをウンビンから感じました。」パク・ウンビンは若いにもかかわらず、現場をよく見守り、特有の面白さが印象的だったという。カン・ギヨンは「ウンビンから学ぶことがたくさんありました。木ではなく森を見ることのできる女優さんです。大したことないようにやり過ごせるというのも分けて演じるのを見てすごい先輩だと思いました」と絶賛した。
カン・ギヨンはミス、失敗が重なって成功すると考えている。それが彼の経験でもあった。「間違えれば覚えられます。私も演じる時にミスもするし、自分に捕らわれて生きていた時もありました。こうして養分がたまってミョンソクまで来たんです」と説明した。
カン・ギヨンは、後輩がミスをしてもチャンスを与える上司だからミョンソクが気に入ったという。「社会の中でこういう人は多くないと思うんです」というカン・ギヨンも、ミョンソクのような先輩俳優に励まされた時がある。そんな過去を振り返りながら「私も“にんじん”をくれる先輩俳優に大きな影響を受けたんですが、それが人生の原動力とパワーになったんですよね。もちろん、時には鞭も必要ですけど」と明かした。
いつの間にかデビュー14年目のカン・ギヨンは、本作で大きな変化を迎えた。視聴者からはたくさんのニックネームが付けられた。「“サブパパ”というのは新鮮でした。“ユニコーン上司”も良かったですね。今まで多少世間知らずのような役が多かったんですが、今回は“大人美”があると言っていただけて、これもすごくありがたい装飾語です」と語った。
もう一つの変化は、演技に対する心構えだという。「やっと演技を楽しむ準備ができました。これまですごく緊張していたんです。これからは相手のセリフを聞いて感情の交流ができる俳優になりたいですね」と明らかにした。
今後の作品やキャラクターも多様になった。「届く台本の幅が広がっています。俳優の宿命は多様な姿をお見せすることなので、視聴者の皆さんに新鮮な姿をお見せしていきたいです」と伝えた。
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