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ライアン・チョンとレンは、「NU’EST」の「Storybook」で一緒に仕事をしたことがあり、相性が良いと感じていたというレンはライアン・チョンのオファーを快諾。その際、第1ラウンドでは4位だったライアン・チョンが、自分を苦しめてくる人がいると番組内での立ち位置や状況などを話していると、レンが「まさかイ・デフィも?イ・デフィですか?」と反応。レンはカメラに向かって、「デフィ、お前がうちの兄さんを苦しめたの?そこまでしないと気が済まないの?」とイ・デフィ(AB6IX)に訴えかけた。こんな強気のレンの姿は新鮮だ。
とはいえ、本来の優しさが出てしまったのか、ここで名前を出せるのがイ・デフィしかいないと裏事情を明かして「ごめん」と謝るレン。それでも、最後はまた「お前に勝つつもりだから」と挑発し、意気込んだ。
そんな準備過程のVTRが流れた後、バトル会場のステージに現れたレン。スマートな黒のスーツに身を包み、甘い歌声と多彩なパフォーマンスで、ライアン・チョンがプロデュースした「LOCO」(9:00pm)を完璧に表現。曲中には、「皆さん、スマホのフラッシュ(ライト)を付けてください!」と呼びかけ、観客は総立ちで大盛り上がり。観客を上手くのせ、一瞬にしてこの場をコンサート会場にしてしまうあたりは、さすがアイドルだった。
さらに、曲が終わったかと思ったら、「終わったと思ったでしょ?」とイタズラっぽく笑うレン。また音が流れ始め、エンディングに向けて、エネルギッシュにラストスパート。いくつもの楽しい仕掛けが詰まっているステージ演出で、観客の熱狂ぶりも伝わってきた。
結果的に、このようなレンの大活躍により、ライアン・チョンが見事、第2ラウンド1位を獲得。レンもまた、最近ミュージカルで注目されているが、ソロでのパフォーマンスでも存在感を見せ付け、さらに株を上げたのではないだろうか。
また、ライアン・チョンと対立構図を作っている、JYP出身プロデューサー、キム・スンスのステージには「Weki Meki」が登場。6年前、「I.O.I」の「Very Very Very」をプロデュースしたキム・スンスと、当時「I.O.I」のメンバーだったユジョンとドヨンは久しぶりの再会。“これぞK-POP”というステージを作り上げ、キム・スンスは4位となった。
そして、レンから名指しされたイ・デフィは、第1ラウンド2位だったが、今回女性ボーカリスト、ソン・ハイェをコラボアーティストに迎え、バラード曲で勝負。5位という結果だった。
なお、パク・ソジュン、チェ・ウシク、パク・ヒョンシク、「BTS(防弾少年団)」Vと共に“ウガファミリー”の一員であるPeakboyは第1ラウンド9位、第2ラウンド8位という結果に。2週連続レッドゾーン(8位~10位)となったプロデューサーは脱落というルールにもとづいて、なんと最初の脱落者となってしまった。
Peakboyは、すごいプロデューサーたちとバトルできたことも光栄だったし、ベストを尽くしたのですっきりしていると心境を明かし、これで自分の音楽が最後というわけではないので、これからの音楽活動に期待してほしいと言い残し、第2ラウンドで去ることになった。序盤からなんとも波乱の展開だ。
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