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中国官営グローバルタイムズは、四川省、重慶市、安徽省、江蘇省、湖北省など、主に中部と南部地域の都市に、降雨ロケットとドローンなどを利用して人工降雨を試みたと27日報道した。
中国の気象局は、今月だけでも91回の航空機を飛ばし、計260時間にわたって人工降雨を作るための「雲種まき」をおこなった。 11万6000個の降雨爆弾、2万5000発の増雨ロケット、2000発の燃焼弾などを使用したと伝えられた。
人工降雨は、無人機を含む航空機、ロケットなどにヨウ化銀粒子、ドライアイスなどの触媒剤を載せて空中に噴射し、この触媒剤が水分を吸収して降雨量を増やす原理だ。
中国側は人工降雨効果が表れたと明らかにした。8月25日、降雨ロケット4発を発射した重慶では、約3週間ぶりに雨が降り、気温も9.2度低くなったことが把握された。
ただし一部では、人工降雨が環境汚染を起こしたという指摘も出ている。降雨触媒として使われるヨウ化銀から出る毒性銀イオンが、人間と動物に有害である可能性があるという主張だ。
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