【ソウル聯合ニュース】韓国では俳優のヒョンビンが北朝鮮の方言を使う作品は間違いなくヒットするといわれる。ヒョンビンが北朝鮮の刑事、イム・チョルリョンを演じた映画「コンフィデンシャル/共助」(2017年)は累計781万人の観客を動員し、北朝鮮の軍人、リ・ジョンヒョクを演じたドラマ「愛の不時着」は最高視聴率が20%を超えた。 「コンフィデンシャル/共助」の続編「共助2:インターナショナル」(原題)で再びイム・チョルリョンを演じたヒョンビンは1日に応じたオンラインインタビューで「出演作が多くの人に愛されたために自然とそのような話が出てきたようだ。とても幸せなことではあるが俳優として一つのイメージに縛られたくない」とし、当分は北朝鮮の人物は演じないだろうと語った。 今月7日に封切られる「共助2」では、前作で極秘の合同捜査を行ったイム・チョルリョンと韓国の刑事、カン・ジンテが、米連邦捜査局(FBI)の要員と共助を繰り広げる。 カン・ジンテ役の
ユ・ヘジン、イム・チョルリョンに思いを寄せるジンテの義妹、パク・ミニョン役のイム・ユナ(女性グループ
少女時代のユナ)も引き続き出演する。ダニエル・ヘニーがFBI要員を演じたほか、チン・ソンギュが犯罪組織のリーダー、チャン・ミョンジュン役で登場する。 「共助2」でイム・チョルリョンは前作よりさらに柔軟になった。ヒョンビンは「前作では妻の死を巡る復讐(ふくしゅう)が主な感情だったとすれば、『共助2』では経験、年輪、韓国での生活、ジンテの家族との関係がチョルリョンに余裕を持たせたようだ。それはチョルリョンの本来の姿だと思い、その部分をもう少し生かそうと努力した」と説明した。 アクションのコンセプトにも変化を与えた。前作でチョルリョンは鋭い雰囲気の人物に描かれたが「共助2」ではチャン・ミョンジュンが鋭い人物として設定されていたため、前作とは異なる姿で臨んだ方がおもしろいと思ったという。 また、「共助2」が多くの人から愛され、共演者が再び出演するのであれば「共助3」にも出演する意向があるとの考えも示した。 ヒョンビンは今年3月、女優のソン・イェジンと結婚した。6月にはソン・イェジンの妊娠を発表した。まだ実感がわかないというヒョンビンは「あまりにも大きな祝福なので、うれしい気持ちで(子どもの誕生を)待っている。親として熱心に生きる姿を見せたい。俳優としてはこれまでと同様に自分が演じることができる役で一生懸命に作品を作り披露する計画だ」と意気込みを語った。
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