JTBCの新サバイバル番組「2番目の世界」。(画像:画面キャプチャ)
JTBCの新サバイバル番組「2番目の世界」。(画像:画面キャプチャ)
ガールズグループのラッパー8人が“ボーカル”対決を繰り広げるJTBCの新サバイバル番組「2番目の世界」が8月30日(火)にスタートした。

AOA の最新ニュースまとめ

バトラー8人は、ユビン(元Wonder Girls)、ジミン(元AOA)、ムンビョル(MAMAMOO)、ミミ(OH MY GIRL)、エクシ(宇宙少女)、ジュイ(MOMOLAND)、ムン・スア(Billlie)、キム・ソンユ(CLASS:y)。いわゆる“第2世代アイドル”から“第4世代アイドル”だ。よく見ると、Mnetのサバイバル番組「QUEENDOM」シリーズ出身者が多いのが特徴。ジミン、ムンビョル、ミミの3人はシーズン1に、エクシはシーズン2にグループとして出演し、ムンビョルとエクシは優勝を経験しているというのも興味深いところだ。

また、番組MCはポール・キム、審査員にはキム・ボムス、ジョンヨプ(Brown Eyed Soul)、チョン・ウンジ(Apink)、ウングァン(BTOB)、キム・ミンソク(MeloMance)が名を連ね、正統派ボーカリスト、実力派アイドルボーカリストで構成されている。

このような豪華ラインナップが放送前から話題となっていたが、初回放送の視聴率は0.752%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。0%台だったことで、韓国では残念なスタートを切ったという報じられ方が多かった。前枠の「少女時代」の「ソシタムタム」の最終回(8月23日)0.86%より低かったこともあり、そのような報じられた方だったのだろうが、「QUEENDOM」と比較してみると、ことし3月から6月にかけて放送されたシーズン2は0.5~0.8%台だったので、アイドルのサバイバルということで見るなら、まずまずのスタートではないだろうか。どちらにせよ、“残念”というのは、それだけ期待値が高かったという証拠だ。

初回放送は、自己紹介を兼ねた“プリクエルミッション”から始まった。アーティスト本人が歌詞を書き、番組にかける意気込みを伝えるステージパフォーマンスというのが見どころで、1人ずつ順番に登場。それぞれ、番組に出演することを決めた理由はさまざまだったが、一番注目を集めたのは、いじめ騒動で一時は芸能界引退を宣言したが、この番組で2年ぶりに復帰したジミンだった。

事前インタビューで、この2年間について、家で何もできず、眠ることもできず、ただ時間が流れ、体重が39キロまで落ちたことを明かし、人にも会わず、ネットも見ずに数か月を過ごしたが、また一歩を踏み出さなくてはいけないと思い、不安な状態ではあるが、このままへこたれているわけにはいかないと語っていた。

さらに、「また自分が受け入れてもらえるか、怖さや心配は尽きないが、一生懸命やることしかない」、「いつが最後になるのか分からないけれど、ファンに良い姿をお見せしたい。だから、しっかりやる」という意気込みも。

そして、どうしても音楽をやりたかったし、このチャンスが最後かもしれないと思い、この番組への出演を決めたというジミンは、久しぶりにステージを披露した後、客席から「会いたかった」「ファイティン」と声援の声が挙がるや感極まり、涙を見せた。

ちなみに、“プリクエルミッション”では、グループメンバーの脱退でさまざまなウワサが流れた「MOMOLAND」のジュイも、自分のせいで番組に迷惑がかかるのではないか、“なぜ出るの?”と言われるのではないかと心配で怖かったとし、ものすごく緊張感した様子を見せ、ステージを終えた後に泣き出すという涙の幕開けとなった。

また、エクシは新型コロナの感染により、パフォーマンスステージは別日に収録されたものが流れ、この後の対面式も欠席した。なお、対面式では、「I」をテーマに、自分を上手く表現したステージを披露するという第1ラウンドのミッションが公開され、1対1の指名方式で対決が行われることも発表された。すかさず、ミミが「JTBCだから、平和に行くと思っていたのに…。本当にJTBC?」と驚きを隠せない様子だったが、こういう刺激的な駆け引きがあってこそサバイバル。次回より本格的なバトルが始まる。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6