【イベントレポ】「ILY:1」、初日本ショーケース開催…ガルプラ、虹プロ出身リリカがメンバー愛を語る(画像提供:wowkorea)
【イベントレポ】「ILY:1」、初日本ショーケース開催…ガルプラ、虹プロ出身リリカがメンバー愛を語る(画像提供:wowkorea)
8月27日、東京・山野ホールにて、韓国・日本・台北出身の6人組多国籍ガールズグループ「ILY:1」(アイリーワン)の初日本ショーケース『ILY:1 日本ショーケース ~Start I ILY:1~』が開催された。「ILY:1」は、「Kep1er」を生んだMnetの人気オーディションプログラム「Girls Planet 999:少女祭典」に出演していたリリカ(日本出身/Nizi Project参加者)、ハナ(日本出身)、アラ(韓国出身)、ロナ(台北出身)に加え、ナユ(韓国出身)、エルバ(台北出身)で構成された6人組多国籍ガールズグループ。グループ名には、“自分”を意味するIに“~らしい”という意味のLYをつけ、これらを一つ(1、ONE)に結んで、メンバーそれぞれの魅力を完全な一つとして、調和のとれた形で見せるという意味がある。また、ILYは「I LOVE YOU」の略語でもあり、「ILY:1」を応援するファンへの愛が、「ILY:1」のすべての瞬間に共に存在するという意味も込められている。今回は彼女たちにとって、日本初ショーケースであり、特に日本人メンバーのリリカとハナにとっては感慨深いものになったようだ。本記事では昼公演の模様をお届けする。

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ショーケースの幕開けを飾ったのは、花が咲くような振付が印象的な「AZALEA」。愛という種を植えていつか華やかに咲く日を待ちわびる「ILY:1」の切実な願いが込められている曲で、みずみずしいステージでファンを魅了した。
歌い終わると、「ONE LOVE! こんにちは~ 『ILY:1』です!」と元気よくあいさつ。まずは日本のONLY:1(ファンの呼称)のためにメンバー1人ずつのフォトタイムの時間が設けられた。1人ずつステージ中央でポーズを取るなか、舞台袖にいるメンバーからは「わ~かわいい」「わんちゃんだ~」「天使、天使」「ラブリー」など、褒め言葉が連呼され、会場全体がほっこりとした雰囲気に包まれた。

日本人メンバーのリリカとハナにとっては初凱旋ショーケース。リリカは「ONLY:1、会いたかったよ~! こうしてたくさんのONLY:1に出会えて、本当にうれしいです。緊張しているんですけど、いつもONLY:1の愛と応援のおかげで頑張れています。私たちが幸せを届けられるように一生懸命頑張るので楽しんでください。大好きです」、ハナは「ONLY:1ただいまー! 日本でショーケースすることができてうれしいです。待っていてくれたONLY:1の皆さん、本当にありがとうございます」と喜びを伝えた。

今回は7月19日にリリースされた「Que Sera Sera」のショーケースということで、エピソードについても話してくれた。リリカは「音楽番組に直接ONLY:1が来て応援してくださったので緊張がパッと解れて、言葉で表わしきれない温かい力がみなぎって、パフォーマンスも幸せな気持ちでできました。その時に改めてONLY:1の大切さを感じることができました」と伝え、エルバは日本語で「今回の活動の時はファンの皆さんと近くに会うことができました。応援してくださっている姿を見ながら、毎回ときめきました。ファンのみなさんのおかげで私はすごく元気になれたと思います」と感謝の気持ちを伝えた。

「ILY:1」の様々な姿を見ることができるYouTubeチャンネル「GO!GO!ILY:1」のエピソードについても話してくれた。ハナは「学校をコンセプトにした動画があって、みんなで制服を着て撮影をしたんですけど、同級生になった気分ですごく楽しかったです。その日はクーラーがきかないくらいすごく暑い日でしたが、リーダーのナユちゃんが冷たい飲み物を買ってくれました」と、しっかりもののカリスマリーダー ナユへの感謝の気持ちも伝えた。

エピソードトークの後は、デビュー曲「Love in Bloom」を披露。華やかなシンセサウンドとエネルギッシュなムーンバートンのリズムが心地良い陶酔感へと誘う。続けて、デビュー前に放送されたリアリティ番組「ILY:0」ミッション曲の「今日から私たちは(Me Gustas U)」(「GFRIEND」の曲)と「Secret Garden」(「OH MY GIRIL」の曲)も披露しファンを驚かせる場面もあった。
歌い終えてから衣装を変えて再登場したハナとリリカ。カバー曲について2人は「ONLY:1のために頑張って準備しました。その時よりひとつになって団結力を見せられたと思います」と自信に満ちた表情を浮かべた。

他のメンバーが着替えるのを待つ間2人が話していると、着替え終わったナユがそーっと後ろから登場。ハナを驚かせるお茶目な姿を見せ、最近覚えた日本語の「あざまる水産」「すみまセンター分け」「許してニャン」などをキュートに披露してファンを喜ばせた。

メンバー全員が着替え終わり6人が揃うと、「Que Sera Sera」についてのトークへ。曲のポイントとなるリリカとアラの投げキッスのレコーディングの感想についてアラは「最初にレコーディングを始めるときはたくさん時間がかかると思ったのですが、実際にレコーディングをしたら5回程度でレコーディングが終わりました」と話し、リリカは「早く終わると思ったけど、難しくて時間がかかりました。15回しました」と当時を思い返していた。

また、「Que Sera Sera」のポイントダンスのレクチャーやアルバムの紹介、クイズコーナーなど、ONLY:1と一緒に楽しめるコーナも用意され、アットホームな雰囲気に。

楽しい時間はあっという間。ラスト1曲を残し、ハナは「たくさんの方が来てくださるとは思っていなかったので、すごくびっくりしました。これからも幸せを届けられるように頑張るのでたくさん応援よろしくお願いします。大好きです」、リリカは「私にとってONLY:1は太陽のような存在です。いつも明るく私たちのことを導いてくれてありがとうございます。おかげでしんどいときも頑張ろうと思えます。これからも頑張ってONLY:1の自慢になれるような『ILY:1』になります」と熱い想いを伝えた。

最後は、「望み通りに叶う」という願いを愛の呪文で表現した「Que Sera Sera」を披露し、清涼感溢れるダンスナンバーで会場を盛り上げた。

ショーケース後にはマスコミ向けの囲み取材が行われた。

日本に来た感想についてリリカは「日本で初のショーケースができましたし、日本のたくさんのONLY:1に会うことができて光栄です。もっともっと幸せを届けられる『ILY:1』になっていきたいと思います」、ナユは「日本に来るのは『Love in Bloom』以来になりますが、今回『Que Sera Sera』を通して日本に来ることができてうれしいです。夏にONLY:1の皆さんに見せたいと思っていたのですが、このような機会に恵まれてとても幸せです」と笑顔を見せた。

ONLY:1に会えた感想を聞かれたロナは「久しぶりにONLY:1に会えてとてもうれしいです。たくさんのONLY:1が来てくれたのは初めてなのでとてもドキドキしてうれしかったです」と伝え、「Que Sera Sera」でカムバックした感想についてハナは「『Love in Bloom』のときはすごく緊張して右も左もわからない状態でしたが、『Que Sera Sera』ではちょっと心に余裕ができたので、みんなで一生懸命練習した成果を見せられたと思います」と話した。

日本で食べたいものを聞かれると、アラは「焼き肉」、ロナは「うどん、ラーメン、寿司」、エルバは「すき焼き」を挙げ、行きたい場所についてナユは「リリカとハナの故郷の大阪に行ってみたい」と目を輝かせていた。

グループ名の由来や曲の内容にもある“愛”にちなみ、メンバーと一緒に過ごしながら感じた愛についても語ってくれた。アラは「私が病気になったことがあって、メンバーがお腹を温めてくれたり、お粥も作ってくれたりしました。それから『まだ痛い?』『痛くない?』と聞いてくれたりして、病気の時はひとりでいると寂しくなるじゃないですか、でもメンバーは私をひとりにすることなくそばに一緒にいてくれました。その時、とても心が温かくなって、メンバーの愛を感じました」と胸いっぱいの表情を浮かべた。最後にリリカは「デビューするにあたってたくさんつらいことがあって、練習もしんどかったんですけど、その度にみんなで頑張ろうって言ってお互いを支え合いました。練習の時は気兼ねなく質問をしたり、教えてあげたりして、それをみんなが受け取って練習している姿を見て、メンバー愛があるからこそできることだなと思いました」と心あたたまるエピソードを話した。


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