キム・サンギョン の最新ニュースまとめ
封切りを来月に控え、そんなチョン・イルに会った。『思いっきりハイキック』は、大先輩の俳優陣と共演し、多くのことを学ぶ場となった作品だ。諸先輩の「人気というものは、ある時もない時もある」という言葉が、今も最も記憶に残っているという。ベテラン女優、ナ・ムニは今も“塩辛”を送ってくれるほど、可愛がってくれていると笑う。
20歳を過ぎたばかり、初々しい少年と大人の男のイメージを同時に漂わせるチョン・イル。10代から30代まで、幅広い年齢層の女性ファンがいるというのもうなずける。しかし、ファンの間にユノ役のイメージが固まってしまうことについて懸念はないのかと尋ねると、「皆がそういう姿が好きだと言ってくれて、自分も好きだと思っている。あえて変えようと努力する気はないです」と、きっぱり答えた。
スターの仲間入りを果たしたが、俳優としてはようやく第1歩を踏み出せたという段階だ。新人であることを忘れまいとする誠実な姿勢がうかがえる。「少しずつアップグレードしながら進んでいけばいいと思っています。まだ始まったばかりですから。どんな役をやってみたいか、どんなジャンルが好きかと質問されることが多いんですが、正直、そういうものはないんです。その時その時、好きな作品を選んで、与えられた役割に最善を尽くそうと思っています」。
『MY LOVE』では、イ・ヨンヒ演じる後輩との愛を育てていく大学生、ジウを演じた。純粋で明るいが、どこか暗い面を持つ男だと説明する。純真な男に見えるよう、セリフ回しひとつから気を使い、日常生活からキャラクターに合わせるよう練習した。子役での映画出演経験があるとはいえ、まともな出演は初めてというプレッシャーに、オムニバス映画で自分のパートがしくじっては映画全体を台無しにしてしまうという恐れもあった。
プライベートでは、ソウル芸術大学中退を決め、漢陽大学演劇映画学科の入学試験に合格、来年、大学1年生からやり直す。
「実は、最初の学校ではまったく勉強していなくて、落第点ばかりだったんですよ。遊ぶだけ遊んだので、新しい学校で一生懸命勉強しようと思って」。
しかし専攻を変える気はなかったという。役者を真剣にやるだけでも大変だからと話す。
もしも役者にならなかったら、どんな職業に就いていたかと尋ねると、ファッションに興味があるので、デザイナーをしていたかも?などと言いつつ、「それでもやっぱり、俳優になっていたと思います」と、頼もしい答えが返ってきた。
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