米ハリス副大統領、29日に訪韓「DMZ訪問予定」=韓国(画像提供:wowkorea)
米ハリス副大統領、29日に訪韓「DMZ訪問予定」=韓国(画像提供:wowkorea)
米国カマラ・ハリス副大統領が来る29日、韓国を訪問し、非武装地帯(DMZ)を訪問する予定だとロイター通信などが27日報道した。

ハリス の最新ニュースまとめ

安倍晋三元首相の国葬に出席し、日本を訪問中のハン・ドクス(韓悳洙)首相はこの日午前、東京でハリス副大統領との会談の席で公式確認した。彼はハリス副大統領に「ソウル訪問期間中にDMZに行くのは非常に象徴的」と述べた。

ハリス副大統領の今回の訪韓は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射してから数日で、米政府がキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長に接近を試みたが失敗した後、北朝鮮の核実験の可能性が懸念される中で行われるものだとロイターは説明した。

米国政府関係者もハリス副大統領のDMZ訪問計画を確認し、「停戦からもうすぐ70年という時期となる今回の訪問は、北朝鮮の脅威に対抗する米韓同盟の堅実さを強調することになるだろう」と強調した。

「ハリス副大統領はDMZを巡回し、将兵に会い、米軍指揮官から作戦ブリーフィングを受け、米韓両国軍の共同犠牲について熟考し、韓国安全保障に対する“徹底した”公約を再確認する」と付け加えた。

米国バイデン大統領など、韓国を訪問した米政府高官は、ほとんどがDMZを訪問したことがある。ただし、ドナルド・トランプ元大統領が唯一、2019年6月、金正恩委員長とこの地域で直接会い会談を行った。

一方、ハン首相はこの日の会談で「韓国政府と国民は、ハリス副大統領に直接会うことを非常に期待している」と歓迎し、米韓首脳会談で議論された「グローバル包括的戦略同盟」について、米国との協力を強調した。また、米国のインフレ削減法(IRA)の差別的要素に対する韓国側の懸念を伝え、米政府レベルの格別な関心と必要な支援を要請した。

ハリス副大統領は「米国と韓国の同盟は、インド・太平洋地域の安全保障と繁栄のための求心点」とし「両国間の真剣な関係をもとに、現在直面している脅威に対抗し協力する」と述べた。

また、「われわれは、既存の関係を、さらに強化するため、やるべきことが多い」とし、「歴史的に共有しなければならない様々な問題について互いに協力し、イノベーション、技術、宇宙への投資など、米韓関係を強化できる多様な方案についても議論することを期待する」と付け加えた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78