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これまで心労に苦しんでいた選手団は東京オリンピック以降、1年2か月ぶりに国際大会で勝利を挙げ、選手たちはコートに集まって喜びを爆発させた。しかし、選手よりもこの勝利を喜んだ人物がいた。それは、16連敗後ようやく勝利を手にしたセサル・エルナンデス・ゴンザレス監督だった。
セサル監督が率いる女子バレー韓国代表チームは3日午前、インチョン(仁川)国際空港を通して韓国に帰国した。韓国バレーボール協会のオ・ハンナム会長をはじめ協会関係者も選手団と一緒に帰国し、関係者が空港に出迎えに集まった。
しかし、この過程でセサル監督から協会関係者に対して、今大会の成績について一度も謝罪がなかったという。「たった一勝」で、まるで免罪符を得たかのように「意気揚々としていた」との話もある。
あるバレー関係者は「一体、誰がセサル氏を代表監督に選んだのだろうか。本当に無責任だ。韓国女子バレーボールチームをこのような方向に導いた張本人が、まるで”凱旋(がいせん)将軍”のように行動している」と指摘。
また、協会関係者は「外国人監督を選んだ協会関係者として、本当にバレーボールファンに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」とし、「この状況でも、セサル氏は『何の責任もない』と思いながら行動しているように見える」と正直に明かした。
多くの批判が向けられているなかで、「監督更迭」が決定するのか。セサル氏の去就に注目が集まっている。
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