キム・スジ(飛込) の最新ニュースまとめ
同社は昨年12月、ノルウェーはアンドヤ射場と発射台の使用に向けた覚書(MOU)を締結したのに続き、今回はブラジルとも発射台の使用契約を締結した。
ブラジル空軍が運営するアルカンタラ射場は南緯2度に位置しており、赤道と近い。発射方位角は107度で、宇宙においてロケットを軌道に乗せやすく、燃料消費を抑えられるという利点がある。
さらに船舶や航空機の運航がなく、居住地域とも離れているため、安全面でもロケット発射に適している。
契約期間は5年で、延長も可能だ。アルカンタラ射場はことし、商用ロケット打ち上げサービスのための専用発射台を設置する予定となっている。
イノスペースのキム・スジョン代表は「民間宇宙開発企業として、世界市場へ安定的に進出するには、価格競争力と迅速な打ち上げサービス、および差別化戦略が必要。衛星打ち上げの需要が集中する米国、欧州、アジアといった大陸別に射場を確保し、世界の宇宙市場へ進出する機会を狙う」と話した。
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