北京五輪の不可解な判定に抗議したチェ・ヨング審判、1年の資格停止＝韓国

2022北京冬季オリンピックでショートトラックの不可解な判定に対して公開抗議したチェ・ヨング国際スケート連盟（ISU）国際審判がISUから1年の資格停止の懲戒を受けた。

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　大韓氷上競技連盟側は「ISUが先月28日、連盟にチェ・ヨング審判に対する懲戒結果を通知した」と明らかにした。

　ISU懲戒委員会によるとチェ・ヨング審判が判定に対して公開的に抗議したことがISU定款に明示された国際審判倫理義務に違反したと判断した。ISUは国際審判が特定国家を代弁したり、審判判定に対して言及する行為を厳格に禁止している。

　チェ・ヨング審判は来年9月28日までISUと関連したすべての活動ができない。

　チェ・ヨング審判はショートトラック韓国代表チーム支援団長の資格で北京冬季五輪に参加し、ショートトラック男子1000メートル準決勝でファン・デホン、イ・ジュンソが不可解な判定で脱落すると、ユン・ホングン代表チーム選手団長と緊急記者会見を開いて、所信発言をした。

　当時、チェ・ヨング審判は「審判の判定が試合を支配してはならない。今回の審判の判定は誤審を越えて故意的かもしれない」とし「ファン・デホン、イ・ジュンソは2人とも失格性プレーをしなかった」と述べていた。