麻薬の疑いが晴れた俳優イ・サンボが心境をつづった文を残した。

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イ・サンボは7日午後、自身のインスタグラムに「人々は時折、うそに熱狂する。単語1つ違っても、言葉の意味が全く違うということを改めて悟った」という文と共に、6日に自身が出演したKBS2「年中プラス」(以下「年中」)の番組キャプチャー画面を掲載した。

イ・サンボは先月10日、ソウル・カンナム(江南)区ノンヒョン(論峴)洞の住宅地で麻薬類管理に関する法律違反の疑いで警察に逮捕された。当時、簡易医薬検査で麻薬類陽性反応が出たことについて、イ・サンボは病院で処方されているうつ病の薬と精神安定剤に少量の麻薬成分が含まれているためと釈明した。

その後行われた国立科学捜査研究院の精密鑑定の結果、イ・サンボの体からは麻薬成分が検出されなかったことが分かった。これに江南警察署は先月30日、イ・サンボの麻薬投薬容疑に対して「嫌疑なし」の不起訴処分とした。警察署側は、イ・サンボの尿と毛髪から検出されたいくつかの薬品成分も、これまでイ・サンボが病院の処方で服用していたものと確認され、麻薬を投与したとみられる証拠がないと付け加えた。

「年中」のインタビューでイ・サンボは、麻薬投薬容疑で逮捕され取り調べを受けた過程について詳しく説明した。イ・サンボは「(麻薬投薬容疑を受けた)3週間、心も体も疲れ果て混乱した。家の前に出ることさえとても大変で、これからもかなりの間、つらい時間を過ごすことになりそうだ」と打ち明けた。

「『麻薬俳優』というレッテルが貼られた。『麻薬投薬を認めた』といううその記事や放送があっという間に報道された。予定していた作品や番組がすべてストップした。一瞬で私の人生が何もかも崩れてしまった」と話した。

この日、イ・サンボは、つらい時期に真っ先に手を差し伸べて助けてくれた俳優チェ・ヨジンに感謝を伝えた。またイ・サンボは「正しい情報か確認もなく混乱に陥れ、苦しめるようなことが今後は起きなければいいと思う。私にたくさんの励ましや応援、勇気をくださった方々のためにも、時間はかかるだろうが、しっかり乗り越えて克服していく姿をお見せする。ぜひ次は良い姿でごあいさつできるよう頑張る」と付け加えた。

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