歌手IU、「ベイビー・ブローカー」撮影のビハインドを公開(第27回釜山国際映画祭)(画像提供:wowkorea)
歌手IU、「ベイビー・ブローカー」撮影のビハインドを公開(第27回釜山国際映画祭)(画像提供:wowkorea)
歌手兼女優のIU(アイユー)が、初長編映画デビュー作である「ベイビー・ブローカー」で共演した先輩ソン・ガンホ、カン・ドンウォンに感嘆した記憶を思い浮かべた。

韓国映画「ベイビー・ブローカー」のキャスト、公開日、あらすじ

IUは、是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」撮影当時、感動を感じた出来事を回想した。

8日午後、プサン(釜山)にある映画の殿堂野外ステージでは、第27回釜山国際映画祭公式招待作「ベイビー・ブローカー」のオープントークが行われた。演出を務めた是枝裕和監督と、出演俳優IUとイ・ジュヨンが参加した。

この日IUは、「私が演じたソヨンのキャラクターは過去が多い人物だった。しかし映画は現在の物語が進んでいて、以前の状況まで演じる時間はなかった。『こんな人生を生きてきた』と記憶して、人物たちと出会った」と伝えた。

続けて、「短かったがとても多くの出来事を経験した人物だったので、どうすれば立体的に表現できるか、悩みが多かった。しかし早く役割に入り込んだ瞬間があった。テスト撮影でソン・ガンホ、カン・ドンウォン先輩2人に会った時だ。ソン・ガンホ先輩は本当に10年の間クリーニング店をしているような社長の姿で、台本リーディングの時まではとても芸能人だったカン・ドンウォン先輩は素朴なドンスのように見えた。おかげで早く役に入り込めた」と明らかにした。

「ベイビー・ブローカー」は、第75回カンヌ国際映画祭で韓国初の主演男優賞(ソン・ガンホ)を受賞する大記録を書いた作品だ。さらに第47回トロント国際映画祭、第70回サンセバスチャン国際映画祭など海外有数の映画祭で続けて公式招待を受け、グローバルな人気を導いている。
Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 71