イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ
9日夜、プサン(釜山)の中(チュン)区BIFF広場路ロッテシネマ・デヨンでは映画「甘い人生」(2005)の「コミュニティBIFFマスタートーク」イベントが行われた。これは「第27回釜山国際映画祭(BIFF)」の一環で開催され、ゲストが観客と共に映画を観覧するのと同時にリアルタイムでコミュニケーションを図る双方向コメンタリーピクチャーショー。演出を務めたキム・ジウン監督と主演のイ・ビョンホンが出席し観客たちと話を交わした。
イ・ビョンホンは「甘い人生」で組織のボス、カン社長(キム・ヨンチョル)の愛人ヒス(シン・ミナ)を監視しながら揺れるソヌを演じ“人生キャラクター”を描いたことがある。彼の代表作に挙げられる作品の中のひとつなだけに、「今回のイベントが有意義で意味深くとてもうれしい」と感激した気持ちを表した。
それと共にイ・ビョンホンは「『甘い人生』が公開序盤の時には人気があまりなかった。シン・ミナとキム・ジウン監督と2,000席クラスの上映館で舞台あいさつをしたことがあるが、ほとんど空っぽで30人から40人ほどしかいらっしゃらなかった。その場面が一生忘れられない。これがどういうことなのか、本当に困り果てた」と、“笑えるけど悲しい”エピソードを伝えた。
続いて彼は「一方的にわれわれが話すのが普通の進行方式ではないか?でもその時は観客の方々と対話をやり取りした」としながら、「今回のイベントのおかげで17年前の僕の若い頃の姿を観ることができてとてもよい時間だった」と明かした。
キム・ジウン監督は「イ・ビョンホンの最も美しい時を収めることができてとてもよかった」と格別な意味を強調したりもした。
これに対しイ・ビョンホンは「監督がこの話をプロモーションの時も続けていらっしゃったが、その時はこれがどういう意味なのか分からなかった。なぜなら劇中で僕がメロドラマを撮ったりカッコいいふりをしながら登場したのではなく、血まみれのビジュアルにヘアスタイルも気を遣わず、アクションでボロボロな姿だけで出てきたから。それで当時には美しいというその言葉が何を言っているのか分からなかったが、きょう観てやっと分かった」と目新しい感慨を語った。
イ・ビョンホンは「17年ぶりに『甘い人生』をまた観たが、このようにずいぶん前の映画なのにやはり演出のおかげなのか、ひとつもダサいという気がしなかった」とし、「むしろ今公開しても観客の方々がとても喜べる映画だろうと思った。とても洗練された感情、演出、絵、音楽何ひとつ欠かせない、そんな映画だと思う。僕が出演したが非常に誇らしい作品」と強調した。
彼は「実は以前の映画を観ながら、どれほど恥ずかしく顔が赤くなる瞬間が多いのか心配をした。決まり悪い場面が観えるが思ったよりよかった。演技の上手さや巧みさの次元ではなく、何だかとても新鮮で生き生きした感じがする。『あー、ああいう気持ちで演じたんだな』と次々と思い出され、むしろ新しかった」と重ねて述べた。
またイ・ビョンホンは最近の近況を明かしたりもした。彼は「ドラマ『私たちのブルース』が終わってからずっと休んでいる。これまでできなかったことをして、それなりに友だちにも会い気楽に過ごしている」と述べた。
特にイ・ビョンホンは「まだある作品がすぐ前にあるわけではない」としながら、「Netflixの『イカゲーム』のシーズン2を来年に撮影するという程度だけ確定されている。その前にはどんな作品をやることになるのか分からない」と言及した。
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