優勝したパク・ミンジのティーショット(画像提供:wowkorea)
優勝したパク・ミンジのティーショット(画像提供:wowkorea)
9日、韓国・キョンギド(京畿道)ヨジュ(驪州)市のBLUE HERONゴルフクラブにて開催されたKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアーのことし最後のメジャー大会となる「第22回ハイト眞露チャンピオンシップ」最終日、計2アンダーで首位タイとなったパク・ミンジ(24)とチョン・ユンジ(21)がプレーオフ2ホールの勝負の末、パク・ミンジが優勝カップを手にした。

パク・ミンジ の最新ニュースまとめ

 パク・ミンジは、これまでプレーオフ6回のうち5勝1敗を記録し、今シーズン5勝目、通算15勝目を果たした。また優勝賞金2億1600万ウォン(約2160万円)を獲得して賞金ランキング1位の座を守った。

 メジャーでは、「KB金融スターチャンピオンシップ」に続く2連勝で、昨年の韓国女子オープンを含めてメジャー通算3勝目となった。

 KLPGAツアー通算15勝はチャン・ハナ(30)と同じで、全体の優勝回数では4位タイとなる。通算20勝を記録した故ク・オクヒさんと、日本ツアーで活躍中のシン・ジエ(34)が最多で1位タイ、次に17勝のコ・ウスン(58)が3位となる。

 優勝直後のインタビューでパク・ミンジは「とてもタフな試合だった。ビールを飲みたい」と語り、授賞式直後、優勝トロフィーにいっぱいのビールを飲み干して勝利を祝った。

 また「大きな期待をせずに出場したが、優勝までできた。3つのメジャー大会で優勝したが、まだ優勝できていない2つのメジャー大会での優勝を目標にしたい」と明らかにした。

 この日の試合は、大粒の雨と寒さの中、全体で6人しかアンダーパーを記録できないほどでタフな一日となった。

 ことし初の韓国ツアーに出場したパク・ソンヒョン(29)は、4日間で合計イーブンを記録してキム・ジェヒ(21)と共に3位タイ。また3週連続優勝という大記録に挑んだディフェンディングチャンピオンのキム・スジ(26)は最終ラウンドで4つスコアを落として計1オーバーの5位タイに終わった。

 一方、この日の会場には2万人以上のギャラリーが集まり、4日間で4万人以上が入場して今シーズン最多の観客数を記録した。

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