＜女子ゴルフ＞引退控えたチェ・ナヨン「選手生活に後悔なかった」

LPGAツアーの最後の試合に出場するチェ・ナヨンが18年プロ活動を振り返り、後輩たちに徳談（幸運や成功を祈る言葉）を送った。

LPG の最新ニュースまとめ

　チェ・ナヨンは18日、カンウォンド（江原道）ウォンジュ（原州）市のオークバレーCCで開かれたLPGAツアーBMW女子選手権の公式記者会見で、「ゴルフがうまくいかなくて引退を考えたし、今シーズンを始めて最後に頑張ろうという気持ちだった」とし、「シーズン途中から引退を決心した。1日も早く新しい仕事をしてみようという気がして引退することにした」と述べた。

　チェ・ナヨンは20日から開幕する同大会でLPGAツアー最後の試合に出場する。その後、11月に江原道チュンチョン（春川）市のラビエベルCCオールドコースで開かれるKLPGAツアーSKシールド-SKテレコムチャンピオンシップでツアー生活を締めくくる試合に出場する予定だ。

　プロゴルファーとしてツアー活動を締めくくるチェ・ナヨンは「20歳に戻って今と何が違うのか考えてみれば自信があるようだ。その時は怖さもなかったし、やりたいと計画すれば最後まで成し遂げる覇気と情熱があった」とし「過ぎた時間を振り返ってみれば、選手として後悔なく生活したようだ。後輩たちも10年、15年後にそのような気持ちを持てるように頑張ってほしい」と語った。

　この日記者会見に出席したコ・ジンヨンはチェ・ナヨンの引退に触れて「私がゴルフを始めてから18年になったが、お姉さん（チェ・ナヨンのこと）は18年間ツアー活動をした。どれほどすごいことなのかよくわかる」とし「お姉さんの引退のニュースを報道を通じて知り、すぐに電話した記憶がある。誰よりもお姉さんを応援したい」と先輩の新しいスタートに力を加えた。