広州市衛生健康委員会は26日午後、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する記者会見を開き、市内の感染状況について報告した。
同委員会の発表によると、10月25日の広州市の新規国内感染者数は73人にのぼった。そのうち27人が感染確定例、46人が無症状感染例だった。
感染は市内の白雲(はくうん)区、海珠(かいしゅ)区、越秀(えつしゅう)区、天河(てんが)区などに及んでおり、その中でも最近は海珠区で感染者が増加している。
海珠区では26日までに今回の感染の累計感染者数が69人に達している。疫学調査によると、大多数の感染者が区内にある某飲食店と関連があったという。感染者たちの行動範囲が広く、人が密集した場所にも出入りしているため、今後さらに感染が広がるリスクが高くなっている。
市当局は海珠区も含め花都(かと)区、白雲区、越秀区などで社会面(隔離管理対象以外の一般コミュニティ)の防疫措置を強化した。
店内での飲食を禁止もしくは人数を制限したり、人が密集する場所への出入りには48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明の提示を義務づけるなどしている。
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