DAY6 の最新ニュースまとめ
「DAY6」
2015年にJYPエンターテインメントからデビューした「DAY6」は、ドラムのドウン、キーボード&ボーカルのウォンピル、ベース&ボーカルのヨンケイ、ギター&ボーカルのソンジンの4人編成のバンドである。今年ソンジンが兵役から除隊し、残りの3人は現在兵役中である。
このバンドの特徴は、ドラムのドウン以外がボーカルを兼任していることにある。ドラマ―としての技術力を買われ急きょ「DAY6」に合流しデビューしたドウン、そして一人一人が楽器を担当しながらも個性的な歌声を発揮している3人がとてもステキだ。
そして「DAY6」の曲は美しく感性的な歌詞と、キャッチ―なメロディーラインがとても魅力的だ。特に人気を博した「You Were Beautiful」は、昔の恋人を回想しながら自分と恋をしていた時の相手の様子を「とてもきれいだった」と表現した切ない曲だ。特に彼らが音楽番組「開かれた音楽会」で「You Were Beautiful」を歌った時の動画は、ライブとは思えない完成された楽器スキルと歌声で250万回以上再生されている。
「N.Flying」
2013年にインディーズデビュー後、2015年にFNCエンターテインメントからデビューした。当初5人のメンバーで構成されていたが1人脱退後、韓国オーディション番組「PRODUCE101 シーズン2」で人気となったユ・フェスンが2017年にグループに加入した。
「N.Flying」は既にグループでボーカルを担当していたスンヒョプに加え、2017年からフェスンが加入したことによって2ボーカル制となった。スンヒョプは中低音、フェスンは高音と歌声の得意範囲が分かれているため、それにあった編成で曲を構成しているのが特徴的だ。
それが特に顕著に表れているのが、チャートを逆走して話題となった「Rooftop」という曲だ。スンヒョプがラップ調で語るAメロ、フェスンがメロディアスに歌うBメロ、そして2人のデュエットで進むサビは、寂しくも温かい歌詞とそれに反して明るい曲調が余計に物悲しくなる。
「ONEWE」
2016年に「MAS 0094」として現在とは違う事務所からデビューし、2017年にメンバーのドンミョンがRBW所属の練習生として「PRODUCE 101 シーズン2」に出演した。それをきっかけにグループはRBWに所属することとなり、グループ名を「ONEWE」へと変更し2019年にアルバム「1/4」で再デビューした。
グループは5人構成でその内ヨンフンがメインボーカル、ピアノを担当しているドンミョンがサブボーカル、ベース担当のキアがラップを務めている。
「ONEWE」は曲全体がバラードに近いのが特徴で、歌詞も直接的な表現よりも詩的な美しい言葉で構成されている。特に今年5月に発売されたシングル「Roommate」は、主人公になるための道のりを「もう少し大人になれば分かるだろう」「主人公を夢見ていた 小さな少年」と、どこか哀しさを帯びた目線を自分自身に向けているのにとても共感できる曲だ。
韓国はダンスグループはもちろん魅力的だが、このようなバンドスタイルのアイドルにもたくさん良い曲があり、共感性が高く感情に寄り添ってくれる彼らの音楽が私はとても好きだ。まだまだ韓国バンドは沢山あるが、今日はこの辺で。みなさんのオススメバンドはありますか?
【開かれた音楽会】DAY6「You Were Beautiful」
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