韓国産業相、世界1位「デンマーク風力タービン企業」の投資誘致に総力

韓国のイ・チャンヤン（李昌洋）産業通商資源相は、世界1位の風力タービン製造社であるデンマーク企業の誘致のため総力戦を繰り広げている。

韓国の産業通商資源部（経済産業省に相当）は「イ産業通商資源相はこの日、政府ソウル庁舎でデンマーク企業「ヴェスタス（Vestas）」のヘンリック・アンダーセンCEOに会い、国内風力タービン生産工場設立など、投資協力方案を話し合った」と明らかにした。

陸上・海上風力タービン製造企業であるヴェスタスは、15メガワット級の海上風力タービンおよび部品を韓国で生産・供給するための投資を検討している。

イ産業通商資源相は、ヴェスタスが国内に投資する場合に提供される各種の税制・立地・現金支援の恩恵を強調した。また韓国の製造業競争力を基に、風力発電事業に関する効率的で安定的な供給網を提供することを約束した。

産業通商資源部は「ロシア・ウクライナ事態によるエネルギー危機と米中間の地政学的対立の中、投資ハブとして韓国の価値が上昇する流れだ」と説明した。

イ産業通商資源相は「外国投資企業に差別的であったりグローバルスタンダードに合わない規制を果敢に改善し、韓国が全世界で最も起業しやすい環境づくりをしていく」と強調した。