【ソウル聯合ニュース】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で韓国代表が初戦を迎える24日夜、ソウル中心部の光化門広場での街頭応援に対し、警察庁は機動隊を配置して人の流れを管理する。 ソウル市は韓国代表のサポーターが街頭応援開催に向け提出した光化門広場の使用申請を審議した末、条件付きで許可した。 警察庁の警備局は23日、「24日に光化門広場に警察官41人と八つの機動隊を配置し、人が特定の地点に集中しないよう管理する方針だ」と明らかにした。 警察は午後10時の試合開始前から、自治体、主催側と合同で地下鉄駅の出入口や特設スクリーンの周辺、スロープなどの安全状況を点検する。また応援スペースをいくつかの区画に仕切ることで人が密集することを防ぎ、人の動きの変化に注意を払いながら密度を管理する。 応援終了後に人が一斉に移動することによる事故を防ぐため、区域別に移動ルートを設定する。周辺の繁華街にも機動隊を配置する計画だ。 警察特攻隊を投入して爆発物などがないかを調べる対テロ活動も並行する。 警察庁の関係者は「韓国代表チームの善戦を祈り、街頭応援が安全に行われるようにする」とし、市民に「警察の案内と統制に積極的に協力してほしい」と呼び掛けた。
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