21日にイングランドとイランが対戦した試合では、計119分に及んだ。負傷したイラン側のGKを治療するのに所要した時間を考慮し、前半戦に14分のアディショナルタイムが与えられ、後半戦には多くのゴールとともにゴールセレモニーが続いたため、13分のアディショナルタイムが追加された。これまではアディショナルタイムを含めても試合時間が100分を超えることはあまり無かった。
アルゼンチンがサウジアラビアに2-1で衝撃的な敗北を喫した22日の試合は、計111分間に及んだ。サウジアラビア側のDFが負傷して担架で運ばれながら、後半戦だけでも14分のアディショナルタイムが与えられた。
FIFAのピエルルイジ・コッリーナ審判委員長は、「これまで実際の試合時間が減ることに対する懸念が多かった」とし「今回のワールドカップでは審判らにアディショナルタイムを多く与えるよう指示した」と最近明らかにした。アディショナルタイムの付与には、△映像判読(VAR)△負傷治療△選手交替△ペナルティキック△退場△ゴールセレモニーなどにより所要された時間が考慮される。
同審判委員長は18日、ワールドカップ開幕前に試合関係者らに「通常1分30秒間行われるセレモニーのために試合では4~5分が無駄になる」とし「アディショナルタイムを通じてこの時間が補償されなければならない」と強調したことが伝えられた。
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