<梨泰院事故>事件1か月後に無線記録公開、早い段階で大事故発生を認識=韓国(画像提供:wowkorea)
<梨泰院事故>事件1か月後に無線記録公開、早い段階で大事故発生を認識=韓国(画像提供:wowkorea)
イテウォン(梨泰院)事故から1か月が過ぎて公開された警察の無線記録を調べた結果、ソウル警察庁とヨンサン(龍山)警察署は通報以前から大型事故発生の危険性を認識していたことが確認された。

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29日、共に民主党のキム・ギョフン議員室が公開した事件当日の警察無線記録によると、ソウル警察庁の112治安総合状況室勤務者は事件当日の先月29日午後9時1分ごろ、龍山警察署112状況室に「112通報が入ってきている」とし、「大型事故および危険防止の件である状況だ」と述べた。

これは当時通報があった11件のうち5番目の申告に対する指示だった。事件が発生したホテル横の路地付近から入ってきた通報は「人波が多すぎて大型事故一歩直前」として「人々が押されて事故の恐れがある」という内容だった。

これに対しソウル庁112状況室は5番目の申告をコードゼロ(緊急最高レベル)に分類し龍山署に連絡した。

しかし、当時の状況管理担当者たちは大型事故を予想した申告受付後、2時間以上、上層部に報告しなかった。元ソウル庁112状況チーム長は、コードゼロが発令されてから2時間40分が過ぎた後、ソウル庁状況管理官の当直勤務者に初めて報告した。事件が発生してからすでに1時間24分が過ぎていた。

梨泰院事件を捜査中の警察特別捜査本部は、惨事当日、ソウル庁と龍山署状況室勤務者を業務上過失致死傷などの疑いで立件し、捜査を進めている。
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