第59回「貿易の日」…尹大統領が輸出企業人と歓談

韓国政府は第59回「貿易の日」を迎え記念式を開いた。ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領も出席し、ことしの輸出功労者をはじめとした輸出企業人と歓談した。

ゼロ の最新ニュースまとめ

5日産業通商資源部（部は省に相当）によると、政府はきょうソウル・COEXで尹大統領をはじめとした主要関係者が出席する中、第59回貿易の日記念式を開いた。

韓国の輸出は中国のゼロコロナ政策や半導体相場の下落、グローバル景気の鈍化などの悪材料が重なり10月以降、鈍化幅が拡大している。しかし上半期の善戦に助けられ、ことしの輸出額は6800億ドル（約91兆円）を記録し、昨年に続き再び過去最大の実績を記録する見通しだ。1～9月の実績も中国・米国・ドイツ・オランダ・日本に次ぐ6位だ。昨年の7位から香港を抜いて1段階上昇した。

政府はきょうの記念式でことしの貿易功労者597人（2つの団体を含む）を褒章し、輸出額が一定規模を超えた1780社の輸出企業に「輸出の塔」（トロフィー）を授与した。「サムスン電子」のパク・ハッキュ経営支援室長らには最高賞である「金塔産業勲章」が授与された。

尹大統領は「テソンハイテク」のチェ・ウガク会長をはじめとした功労者11人と輸出の塔を受賞した10社の企業の代表に褒章・輸出の塔を直接手渡した。記念式に先立ち、これらの企業の代表と会い、これまでの労苦に感謝を伝え輸出業界の声を聞いた。