＜カタールW杯＞イングランド代表FWスターリング、自宅に強盗侵入…家族を心配し帰国＝韓国報道

サッカーイングランド代表のFWラヒーム・スターリングの自宅に強盗が侵入。家族を心配し、試合を放棄して帰国したと報じられた。

　韓国の報道によると、武装した強盗が去る3日、スターリングの家族がいる自宅に侵入したという。スターリングには10歳になる長女と5歳、3歳の息子がいる。この知らせを聞いたスターリングは、家族を心配し、チームに帰国を要請。すぐに飛行機でイングランドに戻ったと伝えられた。

　イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は「ときにはサッカーより家族が優先される場合がある」とし、「われわれはスターリングに余裕を与えたいと思う。事態がどのように進むのか、数日間は見守るべきだ」と述べた。

　また、イングランド代表のキャプテンを務めるハリー・ケインは「チームの同僚や友人がこのようなことに対処するのを見守るのは、簡単なことではない」とし、「スターリングは家族と自身のためにベストな決定をした」と同僚を思いやった。

　なお、優勝候補のイングランドとフランスはベスト8で激突。2チームによる8強戦は来る11日、アル・バイトスタジアムでおこなわれる。