【ドーハ聯合ニュース】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は5日夜(日本時間6日早朝)、ドーハの974競技場で決勝トーナメント1回戦の韓国―ブラジル戦が行われ、韓国は歴代最多優勝5回のブラジルに1-4で敗れた。 韓国はベスト4入りを果たした2002年韓日大会以来、自国開催以外では初となるベスト8進出を目指したが、王者ブラジルに開始早々から圧倒された。前半7分に先制ゴールを許すと、6分後にネイマールにPKを決められるなど前半を0-4で終えた。ブラジルの波状攻撃の前になすすべがなかった。 後半20分に投入され、W杯初出場となったMF白昇浩(
ペク・スンホ)が同31分にゴールを決めたが、これが唯一の得点だった。 韓国は1次リーグ最終戦で強豪ポルトガルを破り、世界ランキング1位のブラジル相手にも好勝負が期待されたが、実力の差を思い知らされた。 主将の孫興ミン(ソン・フンミン、英トットナム)は試合後のインタビューで「最善を尽くしたが、とても難しいゲームだった」と悔しさを見せたが「全選手がここまで誇らしく戦った。選手たちがチームに献身し、努力したことに疑いの余地はない」と述べた。 孫は眼窩(がんか)骨折の手術を受けてW杯が危ぶまれたが、フェースガードを着けて全4試合に出場した。 。
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