8日(日本時間)、ロイター通信によるとナセル・アル・ハタル組織委員長は、死亡した出稼ぎ労働者の家族に哀悼の意を表し、「仕事をしていても、寝ていても、死というのは人生の自然な一部」と述べた。
これに先立ち、複数のメディアはワーリドカップグループリーグがおこなわれていた期間、サウジアラビア代表チームのキャンプ地を作業する過程で、40代と推定されるフィリピン出身の労働者が死亡し、カタール当局が捜査に着手したと報じた。
それだけでなく、カタールワールドカップを誘致して以来、10年間でインド、パキスタン、ネパールなどから出稼ぎに来た労働者6500人以上が死亡したと報じられ、カタールワールドカップは「血で染まったワールドカップ」と批判されていた。
カタール側は、工事現場で死亡した労働者は3人だけだと釈明したが、先月ワールドカップ組織委員会のサワディ事務局長は「工事現場で出稼ぎ労働者400〜500人が死亡した」と数字を変えて言い直し、さらに批判が拡大した。
組織委員会側は、大会期間に労働者が死亡したことについて「組織委員の管轄ではない私有地で発生したこと」とし、「マスコミがフェイクニュースを流して事態を悪化させていることについて、遺憾の意を表する」と主張した。
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