ショッピング機能の強化を図るユーチューブ、カフェ24と提携し韓国市場を拡大へ＝韓国

米ユーチューブが、韓国の電子商取引（EC）プラットフォーム事業者「カフェ24」と提携し、韓国市場の拡大を図る。

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今回の協力で、ユーチューブチャンネルを持つカフェ24の会員は、ショッピングモールとユーチューブチャンネルを連動し、ライブ放送で商品を広報し販売することができる。ユーチューブのラックス・プジャリ（Lax Poojary）ショッピングプロジェクトマネジャーは、「カフェ24のすべての会員が他のユーチューブのクリエイターと協業し、これらのチャンネルで商品を販売する方法も模索中」と述べた。

ユーチューブが韓国市場でショッピング機能を強化する背景には、韓国EC市場の成長性が高いことがある。イ・ヒョンジン・ユーチューブ韓国パートナーシップ総括は「韓国のEC市場はことし、世界6位ほどの位置にあり、今後5年以内に米国、中国に次ぐ世界3位の市場になるとみられる」と話した。韓国の教保証券は、韓国のライブコマース市場が、2023年には10兆ウォン（約1兆円）に達すると予測している。

カフェ24は5日から、すでにユーチューブ連動サービスを開始している。カフェ24のDtoC（消費者への直接販売）機能とユーチューブチャンネルを連動すれば、ライブストリーミングチャンネル内のストアタブに、商品画像や商品名、価格などの情報が出る。こうした連動サービスは、現時点で韓国ではカフェ24のみで可能となっている。