ソン・フンミン、4年連続「KFA今年の選手」選定…2位はキム・ミンジェ(画像提供:wowkorea)
ソン・フンミン、4年連続「KFA今年の選手」選定…2位はキム・ミンジェ(画像提供:wowkorea)
韓国サッカーの男女エース=ソン・フンミン(トッテナム)とチ・ソヨン(水原FC)が、大韓サッカー協会が選定する「2022年今年の選手」に選ばれた。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 「今年の選手」は 1年間、代表チームと所属チームで最も優れた活躍を繰り広げた韓国選手を専門家と記者団の投票で選定している。これでソン・フンミンは2019年から4年連続であり、2013年の初受賞から通算7度目の受賞となった。チ・ソヨンも昨年に続き2年連続受賞であり、通算6度目だ。両選手とも圧倒的な回数で歴代男女最多受賞記録を続けることになった。

 ソン・フンミンは2021-22シーズン・イングランド・プレミアリーグでアジア選手初の得点王となったのに続き、カタールワールドカップ(W杯)最終予選と本戦でも優れた活躍を広げた。自身100回目のAマッチだったチリとの親善試合で決めフリーキックゴールをはじめ、ことし1年間フリーキックだけで3ゴールを成功させた。

 男子の部の「今年の選手」は大韓サッカー協会技術発展委員会、国家代表戦力強化委員会委員19人と協会出入マスコミ社サッカーチーム長47人の投票で構成された。

 ソン・フンミンは総点182点を獲得。ソン・フンミンの後には148点のキム・ミンジェ(ナポリ)と118点のチョ・ギュソン(全北)が続いた。

 今季、ナポリで主力センターバックとして優れた技量を誇っているキム・ミンジェは、協会技術パート専門家投票ではソン・フンミンより高い点数を獲得したが、記者団投票で遅れをとり、昨年に続き2年連続2位となった。

 ことしのKリーグ得点王、FAカップMVPに続き、カタールW杯でも2ゴールを決めるなどスターとなったストライカーのチョ・ギュソンは、生まれて初めて「今年の選手」3位に入った。

 チ・ソヨンはことし初めインドで開催された女子アジアカップで“ワールドクラス”らしい活躍を見せて、歴代最高成績である準優勝になるのに重要な役割を果たした。また、所属チーム=チェルシーのイングランド女子リーグとFAカップ優勝を導いた後、WKリーグに復帰してからも相変わらずの技量を誇った。

 女子の部の「今年の選手」は各級の女子代表チームのコーチスタッフと大韓サッカー協会女子専任指導者、WKリーグ8クラブの監督らが投票で選定した。

 チ・ソヨンが22点を獲得し、ことし女子代表チームのゴールゲッターとして急浮上したチェ・ユリ(仁川現代製鉄)が15点で2位、MFイ・ミナ(仁川現代製鉄)が14点を獲得して3位となった。

 一方、「今年の男女ヤングプレー賞」は20歳の同い年のヤン・ヒョンジュン(江原FC)とチョン・ガラム(蔚山科学大学)に贈られた。ヤン・ヒョンジョンはKリーグヤングプレーヤー賞に続き2冠王に輝いた。チョン・ガラムはコスタリカで開かれた女子U-20ワールドカップで大活躍した。

 また「今年の指導者賞」は韓国をW杯ベスト16に導いたパウロ・ベント監督とWKリーグ10年連続優勝の大記録を達成した仁川現代製鉄のキム・ウンスク監督が受賞した。

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