南北軍事境界線に近い京畿道・坡州の烏頭山統一展望台から眺めた北朝鮮=27日、坡州(聯合ニュース)
南北軍事境界線に近い京畿道・坡州の烏頭山統一展望台から眺めた北朝鮮=27日、坡州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の無人機が26日に韓国の領空を侵犯し、約5時間飛行したことが地元住民に伝えられなかったことについて、韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は27日の定例記者会見で、「追跡と監視をしたため、(住民に)知らせることができなかった」と釈明した。

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 北朝鮮の無人機が上空を飛行したソウル近郊の金浦と江華島では海兵隊が無人機の捜索を行った。両地域を飛行した無人機4機はレーダーから消えたため、北朝鮮に戻ったかどうかは確認されていない。

 韓国国防部の李鐘燮(イ・ジョンソプ)長官は27日午前の閣議に出席せず対策を講じている。李氏は28日の国会国防委員会に出席し、北朝鮮無人機への対応策を報告する。

 北朝鮮の無人機5機は26日午前に韓国の領空を侵犯。このうち1機はソウル都心の上空などを飛行した後、北朝鮮に戻った。


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