約3年ぶりに「知ってるお兄さん」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
約3年ぶりに「知ってるお兄さん」に出演した「SUPER JUNIOR」。(画像:画面キャプチャ)
11枚目のフルアルバムVol.2「The Road : Celebration」(12月15日発売)でカムバックした「SUPER JUNIOR」。12月24日(土)の「知ってるお兄さん」(JTBC)、25日(日)の「アラフォー息子の成長日記」(SBS)に立て続けに出演し、クリスマスの夜に楽しい笑いを届けた。

SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ

今回のカムバックプロモーションも、メンバーがレギュラー出演するバラエティーに“完全体”で出演。「知ってるお兄さん」にはヒチョルとシンドン、「アラフォー息子の成長日記」にはヒチョルとシウォンが出演中であり、なじみの番組だが、全員がそろうと破壊力が格段に上がる。

「知ってるお兄さん」に「SUPER JUNIOR」が出演するのは約3年ぶりとなるが、前回はリーダーのイトゥクが自主隔離により欠席していたため、念願の“完全体”での出演。番組レギュラー陣がトークに割り込む隙がないほど、メンバーたちが次から次へと畳みかるような掛け合いを繰り広げるので、オンエア上、編集でカットされたのか、何人かのレギュラー陣はほとんど話しておらず、「SUPER JUNIOR」のメンバーたちが画面をほぼ支配していた。

どのトークテーマも面白く、終始笑いに満ちていたが、中でもメインダンサー、メインボーカル論争はかなり盛り上がった。まず、ダンスといえばウニョクとシンドン。「どちらの方がダンスが上手い?」というテーマではお互い一歩も譲らず、格差がありすぎると自信を見せるシンドンに、「STREET MAN FIGHTER」(Mnet)でジャッジを務めたウニョクが、「そうやってダンスをする人たちを俺は評価する人」と先制パンチ。

そうして実際に1人ずつ踊り始めると、ノリで他のメンバーたちも上手い順(⁉)に自発的に前へ出て踊り始める流れとなり、ドンヘ、イェソン、リョウク、シウォン、イトゥクと続き、最後は「できないよ」と恥ずかしそうに踊るキュヒョンでフィニッシュ。結局、ミン・ギョンフン(BUZZ)の判定で1位はシンドンとなり、2023年冬まで「SUPER JUNIOR」の「踊りの達人」はシンドンに決定した。

次はメインボーカル問題。ヒチョルはプライドの戦いだから、この話題はやめた方がいいと止めたが、イェソン、リョウク、キュヒョンの3人が舌戦を展開。相手を落として、自分を持ち上げる手法で、3人とも自分がメインボーカルだと主張したのが、大きな笑いにつながった。

このようにメンバー間のイジリや暴露合戦は鉄板の面白さだが、さらにゲームコーナーで、グループ内の“推しメン”発表になったときも最高潮の盛り上がりを見せた。「SUPER JUNIOR」のようにベテランクラスでも、いまだに“推しメン”でわちゃわちゃ盛り上がれるとは、なんて仲の良いグループなのだろう、と思ってしまう。

イェソンの“推しメン”を予想するというものだったが、ヒチョルが絶対自分が1位だと確信していたのに、1位はリョウク、2位はウニョク、3位はイトゥク。トップ3に入っていないどころか、4位キュヒョン、5位ドンヘだったので、心はズタボロに。ようやく6位で名前を呼ばれるというヒチョルにとっては屈辱(?)のランキングだった。

他にも、ヒチョルが筆跡を見てどのメンバーが書いたものか当てられるか、ドンヘが目隠しをしたままメンバーの鼻を触って誰なのか当てられるか、シンドンがメンバーの持ち物を匂いを嗅いだだけで誰のものか当てられるか、などメンバー愛が試されるゲームが続き、メンバーたちのはしゃぎっぷりが最高だった。

おかげで、この日の視聴率は前週の2.9%を大きく上回る4.0%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。このところ、同番組は2%台で推移しており、いっても3%台前半がやっとだったので、まさに「SUPER JUNIOR」効果だろう。特に、この番組はアイドルグループが出演したときは視聴率が取れない傾向にあるので、それをも打ち破った形となる。

続いて、「アラフォー息子の成長日記」では、「SUPER JUNIOR」の寮に集結したメンバーたち。現在、キュヒョンとウニョクが暮らしているところだ。デリバリーする食べ物の代金を誰が払うか、ということをゲーム制にし、いきなり遊び心を見せながら始まった。

そして、ここでもギリギリなトークを展開。「シンドンは痩せた方がいいのか?」、「ヒチョルとウニョク、常識があるのはどっち?」、「ウニョクはメンバーの中で一番ブサイクなのか?」など、仲が良いからこそ話せる話題で笑いを量産していった。

さらに、シンドンが準備したガチャガチャを引き、カプセルに入っている質問に正直に答えるゲームでは、その質問が「○○なメンバーは?」というものばかり。「『SUPER JUNIOR』の力でここまで来たメンバーは?」という質問に答えることになったドンヘは、リーダーのイトゥクを挙げ、イトゥクがいなかったらグループもなかったとキレイに返したが、「妹がいたら絶対紹介したくないメンバーは?」という質問に答えることになったシウォンは、イェソンを挙げ、笑いながらイェソンをバックハグ。「俺だって嫌だよ!」とムキになるイェソンに、メンバーたちは「スネたらグループ脱退だから」と警告しながら、イェソンのリアクションに大爆笑だった。

長年の付き合いで、こういうイジリ合いが一番盛り上がるし、バラエティー的には面白いということをよく分かっている「SUPER JUNIOR」。年末、彼らのおかげでたくさん笑った、という視聴者は多いのではないだろうか。

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