海外3チームからオファー報道のチョ・ギュソン「できるだけ早く決定する」

2022カタールワールドカップ（W杯）を通じてスターとなったチョ・ギュソンが欧州進出に対する考えをはっきりと明らかにした。

チョ・ギュソン の最新ニュースまとめ

　チョ・ギュソンは去る12日、チョルラブクド（全羅北道）ワンジュ（完州）の全北現代クラブハウスで行われた記者会見に参加し、冬に欧州に旅立ちたい気持ちを示した。

　カタールW杯ガーナと1次リーグでマルチゴールを決めるなど活躍したチョ・ギュソンをめぐり、欧州チームが注目しているという現地報道が相次いで出ている。

　欧州サッカー移籍のニュースに詳しいイタリアのファブリツィオ・ロマーノは同日、自身のSNSにセルティック（スコットランド）とミネソタ・ユナイテッド（米国）、マインツ（ドイツ）がチョ・ギュソンに公式的な獲得を提案したと明らかにした。

　チョ・ギュソンは「多くの記事が出たが、僕も具体的な内容は聞いていない」とし「1月に行けばいいのか、夏に行けばいいのかをめぐり、パク・チソンテクニカルディレクター、キム・サンシク監督、エージェントと疎通している」と明らかにした。

　続けて「正直、どの選手も良い機会があればすぐに出たい気持ちは同じだ。今出なければ、今望むチームが夏には自分を望まないかもしれない。移籍金が下がることもあり、自分の体調が悪くなることもありうる」とし、機会が来た時に早く海外に進出したいという意思を明確にした。

　彼は「今行けば（既存の選手たちは）準備ができている状態で、僕は休んで体を引き上げる」とし「100%ぶつからないといけないのが、僕がどれだけ競争力があるかが重要だ。（僕が不振な場合）欧州クラブがどれだけ待ってくれるかも考えている」と憂慮した。

　チョ・ギュソンは最終目標は「EPL進出」と明かし、「海外進出についてできるだけ早く決定する」と付け加えた。