112に936回いたずら電話した20代に実刑…警察の業務を妨害=韓国(画像提供:wowkorea)
112に936回いたずら電話した20代に実刑…警察の業務を妨害=韓国(画像提供:wowkorea)
112(警察機関への緊急用通報電話番号)に電話して虚偽の通報をしたり、何も話さずに切るなど、警察の業務を妨害した20代が一審で実刑を言い渡された。

チョン・ヘウォン の最新ニュースまとめ

 今回の「いたずら電話」は900回以上続いたことがわかった。

 23日、法曹界によるとソウル北部地裁刑事14単独のチョン・ヘウォン判事は最近、偽計公務執行妨害、軽犯罪処罰法違反などの疑いで裁判にかけられたA被告(23)に懲役8か月と罰金30万ウォン(約3万円)を言い渡した。

 裁判所は「A被告が数か月間、数百回繰り返し112に虚偽通報をした」とし「虚偽通報を受けた警察官に現場に出て確認して聞き込みするようにし、偽計で公務執行を妨害した」と述べた。

 A被告は昨年6~8月、SIMカードを抜いた携帯電話で931回にわたって、112に通報して何も言わずに切ったり、「市民がおかしいのか。精神教育させる場所の電話番号を教えてほしい」など公務遂行を妨害した疑いが持たれている。

 昨年7~9月には同様の携帯電話で「下の階の脅迫が激しい」、「暴行と脅迫を受けた」、「外で戦う音が聞こえる」など5回虚偽通報をした疑いももたれている。

 裁判部は「繰り返された数百件の虚偽通報で警察は捜査業務を妨害された」とし「公権力も不必要に投入され、一般市民が緊急状況に迅速かつ適切な警察官の措置を受ける権利が侵害された」とした。

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