尹大統領はこの日、ソウルの大統領室で開かれた国務会議を締めくくる発言で「国家の正常化とは、この国を一流国家にすることだ」として先のように語ったと、キム・ウネ(金恩慧)大統領室広報首席秘書官が会見を通じて伝えた。
尹大統領は「『わが国を正常化させ、一度よい国を作ってみよう』という国民たちの願いが集まり、その国民たちの手によってわが政府が作られたのだ」とし「海外に出てみると、どんな劣悪な環境でもわが国民たちは驚くべき成果をあげている。このような国民たちの力により政府が一流国家を築くことができなければ、それは “非正常”だ」と語った。
つづけて「このために、急いでミクロ的な制度を作ったり変えたりするよりかは、チェンジ・シンキング(Change Thinking)、考えを変えることが出発点にならなければならない」とし「国務委員たちが惰性に流されることなく、一流国家たちのシステムいわゆる『グローバルスタンダード』へと制度・システムを変えれば、わが国は自然に超一流国家になることができるだろう」と付け加えた。
尹大統領は「グローバルスタンダードとは、市場で作られるものだ」とし「わが国が一段階飛躍するためには、全世界で最も大きな知識市場、すなわち全世界で最も優秀な人材が集まって競争し最もよいものが選択されるシステムが定着している米国などの事例を、国務委員たちが研究し点検する姿勢が重要だ」と強調した。
つづけて「わが社会の対立解消のためには、跳躍と飛躍的な経済成長が必須であり、これは科学技術により可能となることを各国務委員が認識してほしい」とし「わが国がグローバル国家と企業から認められ投資を誘致することは、われわれの科学技術とこれを生み出す人材供給システムのおかげなのだ」と求めた。
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