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呉市長はこの日の午後、ソウル市庁で外信記者対象に開かれた新年記者会見において梨泰院惨事で得た教訓とソウル広場焼香所に対する質問に「予想できなかった事件が起き、市長として面目がなく、遺族と死傷者の方たちに心より申し訳なく思う」と述べた。
続けて「まだ惨事後続措置が終わっていない状態なので、最近皆さんが見るには非常に憂慮される場面が演出された。ソウル市長として残念に思う」と話した。
呉市長は「(遺族側に)1週間の時間を与え、不法に設けられた設置物の場合は自ら撤去することをお願いし、ノクサピョン(緑莎坪)駅にある施設物(市民焼香所)をどこに移すか、皆さんから意見をいただければ検討するという提案をした。まだ変わった状況はない」と説明した。
ソウル市はこの日の午前、ソウル広場の焼香所に対する撤去を15日午後1時までに猶予するとし、12日午後1時までに市が提案した緑莎坪駅の追慕空間の収容可否と代案を知らせてほしいと遺族側に要請した。
しかし、遺族側はソウル市の要請を拒否し「これ以上、直接疎通はしない」という考えを明らかにした。
呉市長は「光化門広場に追慕空間を設置したいという遺族側の意思をなぜ受け入れなかったのか」との質問には「我々には広場運営に対する原則がある。原則に反するため、認めなかった」と答えた。
「すべての市民が利用する開放された休憩空間に固定物を設置することは安全などの問題で難しい」というこれまでのソウル市の考えを再確認したのである。
呉市長は全国障がい者差別撤廃連帯(全障連)が13日まで地下鉄搭乗デモを中断し、障がい者権利予算反映などを求めたことにと関し「さらなる考えはあるのか」との質問に「前回、ソウル市の考えを十分に説明し、判断は全障連に渡してある。さらなるメッセージはない」と言い切った。
さらに「真の社会的弱者である平凡なソウル市民に様々な不便を招く、鉄道安全法にかなり重大に違反するデモについては無寛容原則で断固として対応するという考えを明確にした」と再度強調した。
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