ソウル市「ソウル広場の梨泰院市民焼香所、行政代執行まで遺族の回答を待つ」(画像提供:wowkorea)
ソウル市「ソウル広場の梨泰院市民焼香所、行政代執行まで遺族の回答を待つ」(画像提供:wowkorea)
ソウル市は13日、イテウォン(梨泰院)事故の被害者遺族がソウル広場に不法設置した焼香所に対し、今月15日午後1時とした行政代執行の予告時限まで対話再開のための努力を続けるとの立場を明らかにした。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

ソウル市のイ・ドンニュル報道官はきょう午前10時、定例会見で「6~7日以降、遺族側が電話に出なかったり、対話に応じない状態が続いている」とし、「1日も早く遺族側と直接、または代理人を選任してでも、追慕空間の設置のためソウル市と本格的な議論をすることを要請する」と述べた。

これに先立ち、ソウル市のオ・シンファン政務副市長は7日、ソウル広場の焼香所に対する行政代執行を1週間延長し、「ノクサピョン(緑莎坪)駅外の遺族が望む場所を、週末(2月12日)までに提案してくれれば検討していく」と発表した。

しかし遺族側はオ副市長が提示した12日までに回答せず、ソウル広場を断念せずにいるものと伝えられた。

イ報道官は、「オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が『共に民主党』国会議員と関連面談を行い、政務副市長が電話もしたが、遺族側からは回答がない状況」とし、「遺族側は現在、代理人を選任していないとみられ、追慕場所などさまざまな事案について協議しようというメッセージを送り続けている」と説明した。

イ報道官は、「(行政代執行の時限まで)まだ3日残っているため、疎通が行われるまで状況を見守る」とし、「遺族が(追慕場所を)要請すれば、ソウル市は検討する考え」と話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85