アップルペイ、ファストフードやコーヒー店で導入準備開始=韓国(画像提供:wowkorea)
アップルペイ、ファストフードやコーヒー店で導入準備開始=韓国(画像提供:wowkorea)
iPhoneユーザーの簡便決済サービス「アップルペイ(Apple Pay)」の韓国導入が可視化され、韓国内主要コーヒー専門店や外食フランチャイズ業界も準備作業が進んでいる。スマートフォンの活用に慣れたMZ世代を中心にアップルペイの活用度が高いと予想され、MZ世代が主要消費層であるファーストフード店やコーヒー専門店が積極的に動いている。

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20日、関連業界によると、ファストフードフランチャイズの「ロッテリア」とコーヒー専門フランチャイズ「Angel-in-us Coffee(エンジェル・イン・アス・コーヒー)」を運営する「ロッテGRS」は、アップルペイと関連各ブランド決済システムテストをすべて終えた。アップルペイサービスが本格スタートすれば、ロッテGRS各ブランド全店舗ですぐに活用が可能だ。

ロッテGRS関係者は「ロッテリアとAngel-in-us Coffee全国店舗に既存導入されていたほとんどの決済端末と販売時点情報管理システム(POS)は、アップルペイ使用方式である近距離無線通信(NFC)を支援してきた」とし「最近システムのアップグレードとともに、コンピュータネットワーク内の衝突などを防止するためのテストを終えた」と伝えた。

「SPCグループ」が運営中のブランド「Paris baguette(パリバゲット)」と「Dunkin(ダンキン)」、「サーティワン」、「PASCUCCI(パスクチ)」もアップルペイ導入に対する準備作業をすべて終えた状態だ。

SPCグループの関係者は「アップルペイの使用開始に関係なく、SPCグループ内の主要ブランドは4~5年前からGマーケットのスマイルペイ導入、自社モバイルアプリケーションである“ハッピーアプリ”の簡易決済サービス拡張検討など、すでにNFC方式の決済を支援してきた」とし「アップルペイ導入については念頭に置いていなかったが、すぐに適用が可能な状況」と説明した。

アップルペイ韓国内導入について、「スターバックスコリア」と「韓国マクドナルド」は慎重な立場だが、両社もNFC方式の決済システムを備えており、アップルペイ導入とともに利用が可能であると業界は予想している。

関連装備・システム導入に投資を断行し、積極的にアップルペイ導入に対応しているところもある。

「THEBORN KOREA」が運営する「ペクタバン」は、NFCを支援するPOSを開発、テストまで完了し、現在決済端末の交換作業も進行中だ。別のコーヒー専門フランチャイズ「EDIYA(イディヤ)コーヒー」と「メガMGCコーヒー」も本社が動き、全国店舗のNFC支援決済端末交換費用を支援して出た。また、ファストフードのフランチャイズ「MOM’S TOUCH(マムズタッチ)」もアップルペイの適時導入に向けた検討に出たことが分かった。

フランチャイズ業界関係者は「コーヒー専門店とファーストフード店は主要顧客層が若く、これらの多くがiPhoneを使用する割合が高いため、アップルペイのサービス可否に関心を持つしかない」とし、「アップルペイの可否は顧客離脱防止だけでなく、若くてトレンディなイメージを持つことができるという点で必要な状況」と説明した。

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