呉世勲・ソウル市長(資料写真)=(聯合ニュース)
呉世勲・ソウル市長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は23日、ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年になるのを受け、自身のフェイスブックに「ウクライナ戦争を通じ、力のない平和は虚構という現実を改めて痛切に感じる」として、韓国も北朝鮮を相手にするためには核保有の選択肢が必要との考えを示した。 呉氏は「核のあるロシアと核のないウクライナの違いは明確だ」として、「ロシアはミサイルなどでウクライナの領土を踏みにじっているが、ウクライナはロシア領土に手を出せない」と指摘。「核保有国が持つ優越的な地位の結果」とし、「核を持つ北を相手にするため、韓国が核保有の選択肢をオープンにしなければならない理由」だと述べた。そのうえで、「われわれが核保有の可能性まで検討する際、北はもちろん中国にまで圧力をかけ、われわれの交渉力を高めて究極的には北の非核化の実現可能性も引き上げられる」と強調した。
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