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オ市長は、ロシアによるウクライナ侵攻1年を控える中、この日フェイスブックで「われわれはウクライナ戦争を通じて『力のない平和は虚構だ』という現実を、あらためて骨の髄まで感じている」として、先のように主張した。
オ市長は「核のあるロシアと核のないウクライナの差は、至極はっきりしている」とし「ロシアはミサイル・攻撃機・自走砲などによりウクライナの領土を思うままに攻撃しているが、ウクライナはロシアの領土を攻撃できないでいる」とつづった。
つづけて「核保有国が持っている優越的地位の結果だ」と主張した。
ウクライナは米国やヨーロッパなど西側から「ロシアの本土を攻撃しない」という条件で、長距離ミサイルなど先端武器の提供を受けている。
オ市長は「われわれが核保有の可能性まで検討する時、北朝鮮はもちろん中国まで圧力をかけることでわれわれの交渉力を高め、究極的には北朝鮮の非核化実現の可能性も引き上げることができる」と説明した。
また「最後に、ウクライナ戦争は『われわれが知っている世界』の終末を象徴している」と語った。オ市長は「長くみれば第2次世界大戦以降80年、短くみれば東欧圏の没落以降30年の世界は、米国主導の平和・世界化・自由貿易に基づいた繁栄の時代だった。韓国はこの体制の最受恵国の一つであった」とし「しかし今、地域紛争は増加し、米中が覇権戦争をし、保護貿易が再登場する時代へと転換している。あらゆる面で新時代を準備しなければならない時だ」とつづった。
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